お店を強くする マネと差別化の大切さ

メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。毎日雨模様のすっきりしない天気が続き、気がつくと最高気温も20度台前半となり、特に朝晩は肌寒さを感じるようになってきましたが、皆様お変わりないでしょうか。

 

さて、「どうしたら自分の会社・お店がお客様に喜ばれ、成長を続けることができるか」というテーマでこのブログで、

 

・お店や会社の目的を考えよう
・自分の強みや弱みを知ろう
・お客様を知ろう

 

と私なりの考えをお話してまいりました。4回目の今回は「ほかのお店と違うことをしよう(差別化)」です。

皆さんは同業他社のお店によく行かれますか。同じ地域で開業されているサロンや小売店に行かれることはあるでしょうか。

 

・顔が知られているから恥ずかしい。
・行く時間的、金銭的余裕がない。

 

など、理由をつけて行かない方も多いのではないでしょうか。

 

意外と横のつながりが少なく、スクールの先生や同時期に習った人以外接点がないという話をよく聞きます。しかし、自分を知るためには時に他人と比較することも大切で、同業他社の様子を観察されることをお勧めいたします。するといろいろなことが見えてきます。

 

・店内の様子(雰囲気、ディスプレイ等)
・商品構成
・講座の内容
・客層
・宣伝方法

 

など、これからどのように自分のお店をお客様にアピールするかのヒントがたくさん見つかります。まずは、自分の中でこれがいいなと思ったら、思い切って自分のお店にも取り入れてみましょう。いわゆるマネですが、いいイメージはあまりないかもしれません。その場合は、全部をマネるのではなくいい部分だけを取り入れてみましょう。

 

例えば、インターネットで見かけたとあるサロンさんの予約表です。今日が22日だとしたら

 

20日 10:00〜  15:00〜
21日 10:00〜  15:00〜
22日 10:00〜  15:00〜
23日 10:00〜  15:00〜

 

と日付と時間が記載してありますが、必ず経過したものは画面から消去するのではなく、二本線で消してあります。これをインターネットに掲示しておくと、中には「ここは人気店だ!」と捉えてくれる新規のお客様がいらっしゃるかもしれません。自分がお客様の立場になって他店を見たときに、自分の心に「面白い」、「なるほど」と感じたことをできるところから自分のお店にも取り入れてみてください。きっと他の多くのお客様にも通じるでしょう。

 

ところで、このブログにもたびたび登場してくれている私の友人で、メドウズの商品を販売してくださっている高松さんが、このようなことをおっしゃっていました。

 

「これからすすきを取りに行くんだ!」

 

私はえっと思いましたが、聞いてみると、

 

「お店のお客様が高齢になり、なかなかすすきを取りに行けない。何年か前に初めてとってきてあげたらすごく喜ばれたので、それ以来すすきをこの時期に取りに行っている」

 

とおっしゃっていました。本業はお洋服屋さんですが、お客様からご依頼があると高松さんはできる範囲でなんでもされています。

 

高松さん

 

ヤフーオークションの出品代行
Amazonでの商品代理購入
お菓子の購入
電化製品などの簡単な修理
自分のお店以外で購入された洋服の修理取次
ご自宅への送迎

 

など、すべてを無料でされています。しかも、「お客様の喜ぶ顔が見たい」という思いから、売上は二の次、お店以外のことでもご自分でできることは持ち前の明るさとフットワークの軽さでなんでもされます。この前は、漁船に乗っている写真が届き驚きました。

 

ご存じのように、安価でそこそこの品質を求める風潮が強く、既存の婦人服店は苦戦が続いています。特に、商店街などにある昔ながらの店舗は集客が間々ならず閉店も増えていますが、この高松さんがやられているMakes(メイクス)さんは根強い固定のお客様とその紹介のお客様でいつもにぎわっています。

 

繰り返しになりますが、前回までにこのようなことをお話しました。

 

・お店や会社の目的を考えよう
・自分の強みや弱みを知ろう
・お客様を知ろう

 

これを高松さんに当てはめてみると、

 

・店舗名であるMakesは●●の状態にするという動詞。お客様を幸せにしたい。
・フットワークの良さと、旺盛な好奇心。
・高齢の女性。

 

そこから、「持ち前のフットワークの良さを生かし、お客様を幸せにしたい」と婦人服販売店の枠にとらわれず、お客様が喜ぶサービスを提供されており、これは他のお店にはないサービス。まさに他店との差別化なのです。

 

他店を勉強し、お話をすることで見えてくる自分のお店に必要なこと。自分のお店を繁盛店に変える第一歩です。早速外に出てみませんか?

 

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もったいないから・・・とおっしゃらずに メドウズからのお願い

メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。お客様とお話をするとこのようにお話される方がおられます。

 

もったいないから特別なときにだけ使います。
高価なものなので少しずつ使います。

 

そうおっしゃって頂く気持ちは大変うれしいのですが、是非必要に応じて適正量をご使用下さいますようお願いいたします。

 

といいますのも、ほとんどのメドウズの商品には防腐剤や保存料は使用されていません。(一部バームにのみ天然ビタミンEを使用)そのため、開封直後から商品の劣化は始まり時間が経てば経つほど香りや品質の劣化は避けられません。例えばマスクメロンを高価だからと長期間置いておけば腐ってしまうように、精油やキャリアオイル、ローズウォーターも適正期間内でのご使用をお願いしております。

 

エッセンシャルオイル・・・開封後1年以内(柑橘系精油6ヶ月以内)
キャリアオイル・・・3ヶ月から1年程度(商品によって異なる)
ローズウォーター・・・開封後最大2ヶ月程度(なるべくなら1ヶ月程度)
バーム類・・・開封後最大2ヶ月程度(なるべくなら1ヶ月程度) 等

 

 

植物本来の香りを皆様にお届けしたいと願うメドウズ。そのためダーリン・ペインは鮮度も大切な品質のひとつと捉え、新鮮な商品の供給を心がけています。成分は長期間変化することは少なくても、香りは密閉状態でも少しずつ揮発するために長期にわたり良好な状態を保つことは出来ません。そのため、品質保持期限もあえて他社より短い2年から3年程度としています。弊社でも、ダーリン・ペインの意向に沿い1度に多くの商品を輸入するのではなく、毎月のように多頻度で輸入し、長期保管商品が生まれないように心がけています。何度も輸送をすればそれだけ手間とコストがかかりますが、これは、新鮮なメドウズの商品でアロマテラピーの効果をお客様に最大限感じて頂きたいという私たちの願いです。

 

メドウズで期限管理は厳格に行われています。

 

少しずつ使う方ほど、最後の頃は飽きてしまったり、無くしてしまう、存在を忘れて結果として無駄にしてしまうこともあるようです。適正な量をなるべく早めにご使用頂き、メドウズの商品を皆様の生活に役立てて頂ければこれほどうれしいことはありません。

 

 

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ローズヒップオイル争奪戦争勃発!?

メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木壮哉です。来月後半へイギリス、メドウズ社へ向かうのですが今日は航空券の手配など準備をしていました。メドウズへ行く目的はいくつかあるのですが、その中でローズヒップオイルの今後の見通しと確保を確認しなくてはいけません。

 


ローズヒップオイルは一般的に野バラの種子から抽出されますが、主に以下の品種が使用されます。

 

 

 

Rosa canina(イヌバラ)


Rosa rubiginosa


Rosa moschata

※画像はいずれもWikipediaから

 

日本でローズヒップオイルを販売するには、日本化粧品工業連合会に登録された成分表示名称を商品に表示しなくてはいけませんが、

 

Rosa canina:ローズヒップ油
Rosa rubiginosa:ロサルビギノサ種子油
Rosa moschata:モスカータバラ種子油

 

とあるように、一般的にローズヒップオイルは「Rosa canina」種から抽出します。ご存じの方も多いと思いますが、Rosa canina種から抽出した未精製ローズヒップオイルが品薄状態にあり、主要メーカーの在庫状況を確認するとほぼ完売状態です(今販売中のローズヒップオイルの多くはRosa rubiginosa種から抽出されています。)幸い弊社にはこのRosa canina種から抽出したローズヒップオイルが向こう4ヶ月分の在庫があり、しばらくはお客様にご迷惑をおかけしないで済むと思いますが、しかし今後は不透明で代替品種の利用も含めて検討を行わなくてはいけません。

 

しかし、なぜこんなにRosa canina種のローズヒップオイルが品薄になってしまったのでしょうか。Googleで検索をしてみても、主要産地チリの言語はスペイン語であるためなかなか検索に引っかかりませんが、ひとつだけ英語のサイトを発見することが出来ました。

 

そのサイトによると、

 

Rosehip oil is actually a by-product of a much bigger industry: tea. The demand for Rosehip tea in Europe is what drives and dominates the global production of Rosehip. That means those wanting only the oil get whatever’s left over. And that’s not much!

 

ローズヒップティーとしての利用が1番で残った数量がローズヒップオイル用に回ってくる。

 

 

The yield of oil is very small - about 5%. Chile is the world’s largest source of the wild rose bush from which Rosehip seeds are extracted. In a good year, Chile only produces about 300 tonnes of Rosehip - and, after three consecutive years of poor crops, production is way down.

 

良好な年でも年間300トンほどのローズヒップしかチリでは収穫されないが、ローズヒップオイルに用いられるのはその5%に過ぎない。ここ3年、ローズヒップは不作続きである。

 

Increased urbanization has cut into the already-limited pool of labourers available to harvest Rosehip. Many labourers are instead being diverted to more lucrative crops, such as raspberry.

 

経済発展に伴い多くの人が農家をやめている中、それでも農業を続ける人はラズベリーのようなより儲かる物を育てるようになった。

 

などと書いてあり、これは何もローズヒップに限らずアロマテラピーの原料に多く見られる光景です。しかも、ローズヒップの生産量は少なくとも2016年まで上向くことはないと見られており、早くてもローズヒップオイルの供給が落ち着くのは来年以降になります。


ところで、ローズヒップオイルのニュースを追っていると面白い記事を見つけました。

 

Trilogy buys 25% of Chile rosehip producer

(2016年5月26日 ニュージーランド ナショナルビジネスレビューから)

 

ローズヒップオイルで有名なニュージーランド生まれのブランド、トリロジーがチリの有名なローズヒップオイル産出企業Forestal Casino社の株式25%を800万米ドル(約8億円)で取得したという物です。

 

トリロジー社の商品の多くはRosa caninaから抽出されたローズヒップオイルを原材料にしており、良質なローズヒップオイルの確保が企業の存続にかかわります。だからこそ、トリロジー社が生産者を買収し、原料の安定確保を図ることは同じ経営者として納得できますし、その迅速な意思決定は大企業にしか出来ません。

 

ニュース記事によると、トリロジーは現金2億円とトリロジー社の株式6億円分をこのForestal Casino社に支払うようです。実はこの現金と株式による支払が回り回って私たちにも影響があるかもしれないのです。

 

今後ローズヒップオイルの生産量が大きく回復することはあまり見込めません。品薄になると価格が上がりますが、トリロジー社はForestal Casinoより安定的に有利な条件でローズヒップオイルを入手することが出来ます。すると、トリロジー社の商品への人気が世界中で更に高まり、売上が上がります。売上が上がればトリロジー社の株価も上がります。トリロジー社の株はニュージーランド証券市場に上場されており、Forestal Casino社は今6億円を現金でもらうよりもより大きな利益を将来手に入れることが出来るのです。またトリロジー社は2億円という少ない現金で自社の成長を達成することが出来、いわばこの両社はwin-winの関係です(もちろん株価が上昇するという保証はありませんが。)

 

ひとつの企業の意思決定を私がとやかくいう権利はありませんし、むしろ私はこの両社の決定は企業経営上素晴らしいと思います。しかし、ただでさえ生産量が少ないローズヒップの取り合いは加速していくでしょう。ローズヒップオイルが少なくなればなるほど、両社は儲かります。そしてメドウズのような小さいところにはローズヒップオイルが回ってこなくなる日も覚悟する必要が出てくるかもしれません。こうしてローズヒップオイル争奪戦争が続いていくのです。

 

ローズヒップは世界的に需要が高く、生産地に限りがあり、生産量が落ちているからこのようなことになっています。私は、ローズエッセンシャルオイル、ローズウォーターの将来も気になっています。いずれの商品も需要は高いものの、生産量が限られているからです。

 

メドウズで販売される商品の全部が植物由来であり、人工的な物は何一つありません。植物が無くなったとき、それはメドウズの終わりを意味します。しかし私にはトリロジー社のように先手を打つ力はないので、市場の流れに身を任せるしかありません。皆様が毎日お使いの商品はそのような不安定な状況下で生み出されているという事実もまた現実で、アロマテラピーのもう一つの側面です。

 

今後ローズヒップオイルがどうなっていくのか、皆様もその動向には注意を傾け続けて下さい。

 

 

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(注意)トリロジー社の現金と株式による買収がローズヒップオイルの品薄に拍車をかけるくだりは全く私の推測です。現段階でその事実もありませんのでご注意ください。

 

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