こんな家がイギリスにはあるんです

メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。

 

8月に入り、この水戸でも夏空が広がるようになりました。しかしここ最近大気の状態が不安定で、千葉や群馬では東南アジアのスコールのような雨が降り続いています。8月2日現在の利根川水系8つのダムの合計貯水率は、55.8%。ここ数日の雨で貯水量が増えたとはいえ、昨年の60%程度しかありません。限りある資源、大切に使いたいものです。

 

今日の話題はその「水」に関係があるのですが、ダーリン・ペインから1通のお知らせが届きました。

 

「最近ボートに住んでいるんだ!」

 

最初は何のことだかわかりませんでした。

ダーリンから送られてきたお知らせに添付されている画像を見ると・・・



 

まさにボートです!中にはキッチンも完備されています。

 

ダーリンが生まれたケント州から西へ約250キロ、サマセット州にバース(Bath)という街があります。バースはその名の通り英語でお風呂。今から約2000年前、古代ローマ帝国が支配した時に公衆浴場をこの地に整備し(まさにテルマエロマエの世界です)、そのまま町の名前になったといわれています。 もともとバースは公衆浴場が整備されたことからもうかがえるように、水が豊富な地域でした。

 

そこで、古代ローマ帝国では灌漑用に水路を整備し、人々に水を供給しました。産業革命以降、内陸での軽工業、重工業発展と共に水路は運河として整備しなおされ交易に使われました。そのため、イギリスに行くといたるところで運河を見ることができますが、特にこのバース周辺は丘陵地帯にきれいな運河を見ることができます。

 

 

バースの街並み

 

気持ちよさそう

 

産業革命以降、鉄道に貨物輸送の主体が移るまで船による物資の輸送が盛んだったイギリスでは、船の運航に関わる人が多くこの運河沿いに住み、中には船に住む人まで表れました。これがイギリス人が船で生活をするきっかけになったと言われています。そして、近年では家族が週末にボートで運河を下りキャンプやハイキング、サイクリングを楽しむ活動が増えており、ますます多くの人が運河に興味・関心を寄せているようです。

 

ところで、ボートではどのような生活をしているのでしょうか。

 

電気は?

水道は?

郵便は?

 

気になることをダーリンに聞いてみました。

 

電気や水道はどのように調達しているの?

 

電気はボートに積まれているエンジン兼発電機から供給されるものの、ボートを動かさないときには運河沿いにあるコンセントにプラグを指し、電気の供給を受けるそうです。飲み水は外からポリタンクに入れて持ち込むものの、シャワーやトイレ用の水は整備工場で供給してもらうそうです。

 

ICカードでお支払。こんな方法みたことありません。

 

郵便は届くの?住民票はどうするの?

 

ボートの所属基地(マリーナ)あてに送ってもらうそうです。 日本でいう住民票のような制度はイギリスにはないようですが、住所をボートにしたい場合はやはりマリーナの住所を指定することが多いようです。

 

どこにでも行けるの?

 

運河を走行する際の制限速度はあるものの、どこにでも行くことは可能だそうです。ロンドン中心部を流れるテムズ川に行き、国会議事堂(ビッグベン)を横に見ながらクルーズすることができるそうです。

 

船酔いしないの?

 

最初はひどかったものの、慣れたそうです。

 

そもそもなぜボートに住み始めたの?

 

一度しかない人生なので、できる限りいろいろなことを経験したいと思った。人工的なものに囲まれた生活ではなく、鳥のさえずりと共に目を覚まし、生まれたての空気をからだ中に張り巡らせ、朝日の中で1日をスタートさせる。水は人間の体を構成する大切な要素であり、人間の生活は水と切り離すことができない。太陽・水・空気という万物の根源になるべく近いところに自分自身を置いてみたいと思った。

 

もともと、大自然を愛するダーリン・ペインは1日のほとんどを木々や植物に囲まれて過ごします。その彼が、自然の中に住みたいと思うのは自然なことであり、特にこのバース地方は世界遺産にも登録された、美しい自然が特徴です。ダーリンの暮らすリバー・エイボンは日本からのツアー客が訪れるほど美しい運河とイギリスの深い自然を同時に楽しむことができる場所です。

 

リバー・エイボン

 

運河にかかる橋

 

最初、ボートに住むと聞いたときは「???」でしたが、自然が好きなダーリンがすることにやはり意味があったのですね。 しかし、ボートにも住んでいい、しかも住むことを前提に設備が整備されているイギリスという国は本当に面白いですね。日本では考えられません。皆さんもボート生活いかがですか??

 

意外とボート生活者が多いことにびっくり!

 

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日本は好きですか?

こんにちは。メドウズジャパンの鈴木 壮哉です。
節分が過ぎ、昨日は立春。暦の上では春です。水戸もここ数日の寒さが和らぎ、日中はコートがなくてもなんとか外が歩けるくらいの日差しがありました。日本三大庭園のひとつである水戸の偕楽園でも間もなく梅まつりが始まりますが、その前に梅がぽつぽつ咲いてすでに甘い香りを園内に漂わせているようです。是非機会がございましたら、偕楽園まで春を感じにいらしてください。

ところで、今日のブログですが、絵も何もありません。
それどころかただの個人的な意見ですので、読まれる方によっては不愉快かもしれませんがあくまでも私の独り言としてお読みいただければ幸いです。

突然ですが私はほぼ毎日ダーリン・ペインとメールをします。メドウズを引き継いでから今日まで約6年間続けてきました。ダーリンは話題が豊富で、最近では日本がマイナス金利を導入したことにBBCニュースの引用を付けて意見を求められました。

私はこの仕事にいくつかの醍醐味を感じていますが、その中のひとつに外国人の意見やモノの見方に触れられるというのがあります。日本人である私が普段感じていることをダーリンの言葉や思想に照らし合わせて自分なりに日本を客観的に見ることができるのがとても面白いです。

昨日のメールに、以下のような文章がありました。(一部分を抜き出しているので、違和感がありますがご了承ください。)

'all things are impermenant' and we must not forget time is flowing here and we should go with it as best we can. En-joy our work and play and everything else as best we can. Sadly i think western model(may Japan to) is set up to make people slaves to a system of mortgage and bills and make more money for the wealthy all the time.

全ての事象は永続的ではないからこそ、私たちは今この時を全力で生きなければいけません。仕事、遊びすべてのことを自分なりに楽しむのです。しかし、日本もそうだと思いますが西洋では人間はお金の奴隷になり下がっており、経済的豊かさを求めてお金を常に稼がなければいけない社会システムになっています。



「アベノミクス」という言葉がありました。この言葉が正しいのか悪なのかの評論は避けるとして、自分たちの生活にプラスの影響はあったでしょうか。私の前職は銀行員なので経済事象に興味があり、金融緩和による株価上昇、資産価値増大による景気への好循環は理解できているつもりです。しかし、少なくとも私にはテレビやマスコミで言われているほどのプラスはなかったように思います。

それより、ダーリンの言うように金融緩和で市場にあふれたお金は投機資金として世界中を駆け巡っています。株式だけではなく、石油、穀物、美術品まで。本来であれば、このお金は次の市場や製品の創造に活用されるべきにも関わらず、新しい産業を育てる投資ではなく、利潤の追求のみを目的とした投機といえるでしょう。

最近のマスコミやメディアはある一部分の事象を「ウソ」にならない程度に最大限拡大解釈し、その部分を喧伝しているように思えます。あたかもアベノミクスによる見かけ上の株高でお金持ちが増えているかのように一時期は騒がれました。それどころか、まじめにコツコツ働くことがバカらしいような論調も見受けられました。

そうしてみると、このアベノミクスだけではありません。憲法改正、教育問題、地方自治。日本で起こっているすべてのことが場当たり的対処で根本的には何も解決されず、このように「とりあえず」を繰り返した結果、いよいよどうにもならないところまで突き進んできた。それでも?だからこそ?国民に真実を明らかにしない風潮があるのではとさえ勘ぐってしまいます。

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今日、高速道路を利用しパーキングエリアのトイレに入りました。
小さなトイレでしたがとてもきれいに清掃・整頓されており、洗面台のシャボネットはすべていっぱいに補充されていました。清掃員の方から、「安全運転で」というメッセージと共に折り鶴もおいてありました。これは高速道路会社の方針かもしれませんが、よくよく見てみると清掃員の方が自発的にされている形跡が見られました。

オリンピックを日本に招致する際、「おもてなし」というキーワードが使われました。その後、外国人におもてなし、お客様におもてなしとメディアで騒がれましたが、私はその言葉を聞くたびに違和感を覚えます。見返りを求めてするおもてなしは本当のおもてなしではありません。

誰も見ていないところでも当たり前にきちんと仕事をして、決してそれを誇示しない。それこそ、今日の高速道路のトイレのようにさりげない心遣いこそが日本人の徳だったように思えます。

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極論かもしれませんが、私たちの周りには欺瞞が満ち溢れています。
その欺瞞は結局は経済的利益、すなわちお金に繋がっていることも少なくなく、ある特定の人たちがプロパガンダ的に国民を欺いているような感じもしております。

ダーリンと話をしていると、日本についていろいろと聞かれます。そして、イギリスとの対比の中で意見を交わしていくのですが、今の日本の姿を自信を持って話をすることにどこか違和感を感じてしまいます。私は日本人なので日本が好きですし、教育水準の高さ、道徳などは世界でも目を見張るものがあります。ところが、高度経済成長を経て急激な経済成長を遂げたものの、山高ければ谷深しで社会の減退にどのように対処したらいいのかわからず、それでも既得権を守りたい人の口車に乗せられてはいないでしょうか。

メドウズからエッセンシャルオイルを輸入し販売をすることは誰にでもできます。むしろ私以上に適任の方もいらっしゃると思います。しかし、私はただ商品をお届けするのではなくダーリンの考え方や人柄を商品に載せて伝えていきたいと思っていますし、それは私にしかできません。ダーリンの言う「お金の奴隷になった人間」という言葉。アロマテラピーが実現を目指す人間像はそうではありません。植物が目立たずもしっかり根を張り力強く生きる様は、昔の日本人の徳に通じるものがあると思います。

ダーリンはたまにハッとする言葉を直球で投げかけてきます。そして、自分を立ち止まらせ、考えさせるきっかけを与えてくれます。問題はあるかもしれませんが、ダーリンの言葉をこのブログでもご紹介しながら、皆様のご参考に少しでもなれば幸いと考えています。

 

ロンドンで話題のRaw food(ローフード)のお店

こんにちは、メドウズジャパンの鈴木壮哉です。
昨日に引き続き、イギリスメドウズ訪問記をご紹介させていただきます。

元気なダーリンとリアン

本日はダーリン・リアンとともに3人でロンドンにきました。
それも2人が最近特に気に入っているRaw Food(ローフード)のお店に行くのが目的です。

Raw Foodという言葉を聞かれたことはございますか?
Rawは「生」という意味で基本的には、「加工されていない生の食材を用いた食品、あるいは食材を極力生で摂取する食生活」のことを意味します。広義の意味では、地元産の新鮮な野菜、安全性の確認された食材などを使用した体に優しい食生活とも解されており、ロンドンの人たちに大変人気です。

さて、お店探しですがロンドン中心部のコベントガーデンからスタートです。


Wikipediaより

コベントガーデンはロンドン中心部の商店が集まるショッピングエリアでいつも混雑しています。もともと、卸売市場があったため、現在でも週末になるとマーケットが開催されるなど、新旧2つのロンドンを見つけられる面白い場所です。

そのコベントガーデン駅から歩いて10分くらいすると、目的のお店があるそうなので、ダーリンについていくことにします。平日の夕方なのですが、クリスマスセール間近のため、大変混雑していました。

ところでコベントガーデンという地名に聞き覚えはございませんか?
そろそろお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、日本でも大人気のニールズヤードさんの地元です。

ダーリンは路地をどんどん進んでいきます。
私はニールズヤードさんの本店を写真でしか見たことがありませんが、イギリス国内でも百貨店や路面店などで幅広く展開されています。

「そろそろ着くよー」と言って見えてきたものそれは・・・


ニールズヤードさんの本店です!

初めて見るニールズヤードさんの本店は本当に素敵でした。写真にはありませんが、周りにはミーティングルーム、研究室などが集積しておりちょっとした「ニールズヤードエリア」です。

ところで、目的のお店「WILD FOOD CAFE」はその本店の2階にありました。
ダーリンいわく、ニールズヤードさんと関係はないようです。
(本当に関係がないのだとしたら、WILD FOOD CAFEさんなかなかのビジネス上手です)

メニュー

店内の様子

店内は、木材を中心に自然のもので出来ていました。約20席程度のお店で、お客さんは20代から40代くらいの方が中心でしたが、男女問わず人気があることにびっくりしました。

早速メニューを開いてみると、デザートだけではなくフードメニューも充実しており、オリーブ、きのこ類、根菜類等が材料として使われています。また、オーガニックワインやビール、スムージーなどもありました。

それぞれ、頼んでみましたがダーリンはこちら


The Wild Whip スムージー

季節の果物、クコの実、赤ピーマン、フレッシュターメリック、チリスパイス、しょうが、オリーブオイル、メープルシロップ等

チリが入っているから辛いのか?カレー風味?
メニューからは全く味の想像がつきませんが、ダーリンはとてもおいしいと言って飲んでいました。クコの実はイギリスで今人気のようです。


  

左はケールチップスとチョコレートケーキ、右はかぼちゃ、ひまわりやヘンプの種、そして話題のチアシードを混ぜたその名もSuper Seed Breadです。

全部食べてみましたが、素材の味がして本当においしいのです。
ケールは多少の青みがありますが、ふわふわ軽くどこまでも食べられます。チョコレートケーキは濃厚なのに、おなかに溜まる嫌な重さは全くありません。そして、最後のパン?はポリポリとビールのおつまみによく合いそうです。

他にも、かぼちゃのカップケーキやローフードのサンドイッチ、スープなども充実しており、きっとどれもがおいしいんだろうなと思いました。野菜には旬があるため、季節によってメニューの内容も変わるようです。滞在時間は1時間くらいですが、大変面白いものが見れました。

リンクを貼っておくので、もし気になりましたらご覧になってみて下さい。
メニューも掲載されています。

WILD FOOD CAFE



お店を後にすると、すでに日は沈んでいました。
大通り(オックスフォードサーカス)まで少し歩くと、とてもきれいなイルミネーションに行き当たりました。普通の通りなのですが、2階建てバス、重厚感ある建築物、そこからこぼれる照明と相まって一つの芸術のようでした。

この後は、ダーリンの親友ミックと4人で食事をして帰りました。
アーサーと行ったロンドンと合わせて、多彩な顔を持つロンドンを少し垣間見れました。

いよいよ、帰国が迫ってきて残念です。

フランスへショートトリップ その2

こんにちは。メドウズジャパンの鈴木壮哉です。
日本もここ数日は10度前後の低い気温が増えて来ましたが、ヨーロッパはすでに真冬の格好で、日照時間の短さもあり日本以上に寒く、暗く感じます(通常16時にはもう暗いです)。

さて、先日のETCで大騒ぎしてダーリンが連れてきてくれた場所、
フランス北部の海沿いの街モントレイユですが、周囲を壁が囲んでおり、現在は美しい散歩道になっていました。

澄んだ空気


芝生で寝ころびたくなります


稜線が広がります


街にはいわゆる観光・娯楽スポットはありません。
しかし、台地から延々と続く美しい稜線、深呼吸を繰り返したくなる美しく冷えた空気、温かく出迎えてくれるカフェ、子供がのんびり散歩ができる環境、時間を告げる鐘の音。旅行者には特別な情景でも、住民の方々はこの環境を誇りにし、次代へ大切に受け継ごうとしていました。

あたりを見回すと設置されたごみ箱にごみは入っていません。芝生や花壇はきれいに手入れされています。それだけ、住民の方が自分の街に愛着を感じているのだと思いました。

日本のようにコンビニもなく、夜はとても静かです。
暖炉の周りでお話や読書、ゲーム(ボードゲーム)をして時間を過ごすそうです。物質的な豊かさを追い求めることはこの町ではできませんが、豊かな精神はこういう環境で育まれるのだとうらやましく感じました。

この日は土曜日なので、広場でマーケットが行われていました。


海が近いので海産物の販売が多いのですが、肉や乳製品(チーズやバター)、お菓子や誰が買うのかわかりませんがベッドのマットレスまで幅広く販売されています。そのどれもが新鮮(マットレスを除く)で、価格もリーズナブルなようです。


この日はなんと気温が3度。冷たい雨が降り続いていました。
そこでダーリンはネックウォーマーを購入しました。

ダーリンが撮影した1枚

小さな子を連れて歩いていると、本当に皆さんが親切にしてくれます。
気軽に声をかけてくれるだけでなく、お店でもあらかじめ小さく切ってくれる(幼児用メニューはないようです)、子供が泣いていてもみんなで優しく微笑み暖かく見守ってくれます。

2泊3日のショートトリップ。
たくさんの発見がありました。ダーリン、どうもありがとう!

フランスへショートトリップ

こんにちは。
イギリスのメドウズ滞在も4日目になりいよいよ佳境を迎えてきました。今日はこれからダーリンファミリーと旅行へ出かけます。

まずはダーリンのかわいい子どもEeva(イーバ)ちゃんを学校へ迎えに行きます。
日本と違い、一つの学校が受け持つ範囲がとても広いイギリスでは家族が迎えに来るか、スクールバスでの送り迎えが一般的なようです。


校庭でお友達と元気に遊び、お母さん・お父さんが迎えに来てもなかなか帰らず、「寒いから早く帰ろう」と促す姿は世界共通のようです。

さて、早速ショートトリップに出発します。
今回は、ドーバー海峡を越えてフランスに車で向かいます。

EU圏内は自分の車であれば、どこにでも行くことができます。
特に物流に欠かせないトラックのナンバーを見ると、「ドイツ・スペイン・ルーマニア・チェコ」等様々な国の車を見かけます。日本でも、地域によって運転の仕方が多少違うと県民ショーなどで時折見かけますが、国が違うドライバーが同じ道を走行するということが驚きです。

ドーバー海峡を抜ける電車に車を乗せ、30分くらいでフランス側のカレーに到着します。
電車に乗っている間、小さな封筒から機械を取り出すとおもむろに車のフロントウィンドウにペタッと貼りました。

それは何と聞くと、
「リベルテという自動で高速道路の料金所を通過できる機械」だと説明してくれました。
そうです。日本で言うETCです。

日本と違い、配線やセットアップは必要なくただ窓に張り付けるだけです。
しかし、ダーリンが「初めて利用するから本当に作動するかわからない」と真顔で言います。普段冗談が多いダーリンですが、この顔は本当にわからない顔です。確かに封筒から取り出して窓に貼っただけですから、日本のETCとの違いを知っている私はダーリンの言葉に妙に納得しました。

電車を降り、早速フランス国内を走り出すと料金所が近づいてきました。
ダーリンが「無事にゲートが空くようにみんなで祈ってくれ」というので、大げさだなーと思いながらも祈りました。

減速をして、徐々に料金所が近づいてきます。そして、バーまで10メートルくらいになり、みんなが正面にある赤ランプが青ランプになるかどうか真剣な表情でランプを眺めます。

しかし、ピッとかバーが空くとかの様子は全く感じられません。そして、いよいよバーが目前に迫って「通行券をお取りください」と言っているわけではありませんが、機械が黄色のランプを光らせ、券をはきだしました。みんなでやっぱり駄目なんだと感じて、ダーリンもブレーキをかけて車を停めたその時です。信号が青になり、バーが上がりました。

遅い!これなら通行券を取るのと何ら変わりません。

バーが開くのが当たり前だと思って余裕の様子で料金所に近付いたものの、バーが開く気配がないのでみんなでがっかリしかけたその時に、バーは開きました。

テレビ局顔負けの演出で、バーが開くことにこんなに感動することは人生できっとないと思います。フランスの憎い演出により、旅行がより楽しくなります。

しかし、日本のETCはよくできています・・・。


フランス北部のモントレイユという街にやってきました。
人口2000人余りの小さな町でミュージカル、レ・ミゼラブルの舞台になった街です。どうしてここに来たのダーリンに聞いたら、「父親のおすすめだった」とのことでした。

ここもイギリスに負けず劣らず寒く、気温は3度、海沿いなので風が強く身を切るような寒さです。この街で何をするのかが楽しみです。

ビリヤードをしました。