1回約90円は高い?安い?

こんにちは。メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。 今日、ここ水戸の最高気温は27度が予想されています。前日に比べ10度も上昇するとのことで洋服選びだけでなく、この気温差で自律神経の乱れからくる頭痛や倦怠感、体調不良も気になります。皆様もお気をつけください。

 

駅前の花壇にあるマリーゴールドとネモフィラは元気です

 

ところで、この5月は気温差だけでなくストレスやその他理由により気分がすぐれない、やる気が出ないという方も多いのではないでしょうか。私も最近体のかゆみが止まらず皮膚科を受診したところ「アレルギーではなく精神的なものが原因ではないか」と言われました。メンタルケアに役立つアロマを販売している人間がまったくお恥ずかしい話です。

 

 

その自律神経の乱れを整える方法の中でも有力といわれているのが入浴(お風呂)です。38度から40度くらいのぬるめのお湯にゆったりと長時間つかり…というのは聞いたことがあると思いますが、「忙しいのにやってられない」「お湯をはるのが面倒」などというご意見も聞きます。そこで、お風呂が楽しくなるアイテムのバスソルトをご紹介したいと思います。

 

 

メドウズ デッドシーソルト 

リラックス

リフレッシュ

ローズ&ゼラニウム

 

このブログでは私が本音で物事を言うために、従業員の皆様は「余計なことを言うのでは」とハラハラしているようですが、今回も言います。最初はデッドシーソルトに全く興味がありませんでした。そもそもお風呂に興味がありません!

 

バスソルトの故郷イギリスとは違い、家族全員が追い炊きをしながら湯船を共有する日本の文化にバスソルトはなじみません。まして、当時のデッドシーソルトはガラス容器に入りとても重く、イギリスから運ぶと輸送費ばかりがかさみ、日本で作る外箱のコストと合わせて下手をしたら赤字になりかねない商品でした。せめて1回分が個包装で販売されて、むしろ市販の入浴剤のように「詰め合わせ」になっていたらギフトでも喜ばれるのになどと思っていました。自分の中でデッドシーソルトはまさに「お荷物」的存在だったのです。

 

懐かしいガラス容器入りデッドシーソルト(2010年まで発売)

 

 

ある日、スタッフとともに洗面器にお湯を入れ「手浴」をやってみました。お湯の中にさらりと溶けて、塩の効果かそのお湯に若干のまろやかさ、とろみが出たように感じました。手を浸し5分くらいして取り出すと、手がすべすべしているのです。ぷにゅぷにゅで今まで経験したことがない感触でした。

 

手浴に使う量はスプーン1杯分

 

 

何事かわからなかったのですが調べてみると、 塩をお風呂に加えることで、浸透圧効果により体内の水分を排出すると同時にミネラルを豊富に含んだ水を体内に取り入れるから という、わかったようなわからないようなことが書いてありました。しかし感覚として、「肌に良いこと」というのはわかりました。

 

今度はお風呂にバスソルトを加えていました。メドウズの事務所は急な階段を上がった3階にあり、商品の倉庫はさらにその上の4階です。エレベーターもなくイギリスから届いた商品を運び上げるのも大変で、その日はふくらはぎも腕もパンパンでへとへとに疲れていました。

 

デッドシーソルトリラックスを加えたら、まずラベンダーの柔らかい香りが浴槽に満たされました。決して出しゃばらず控えめで、本当に包まれる感じです。オレンジの甘みも加わり、その時は何も考えずただひたすら湯船にぼーっと浸かっていました。何分たったかわかりません。あたかも大仏かお地蔵さんのようにそのまま湯船の中に使っていたのです。 お風呂から上がりお肌のすべすべは手浴ほど感じませんでしたが、その日は本当によく眠れ、疲れた脚や腕も翌日は元気になっていたことに驚きました。

 

そこから、私のデッドシーソルトへの見方が変わりました。「重い、儲からない」商品をモデルチェンジし、ガラスビンからプラスチック容器に変更し重量を軽くしました。節約できた輸送費で内容量を20%増やし250g→300g(販売価格据え置き)にしました。小分けや詰め合わせも作りたかったのですが、原材料費や製造コストを合わせると原価が100円/1袋・回近くになってしまうのでまだ実現できていません。それよりは、少しでも安くいいものをお客様にお届けすることを優先しました。

 

専門誌だけでなく男女問わずファッション誌にもデッドシーソルトは掲載されています。写真はGainerに掲載されたときのもの。

 

今ではデッドシーソルトのリラックスを良く使用します。時差ボケがつらいイギリス出張の時は必ずホテルの浴槽にデッドシーソルトを加え入浴します。今までに何度かお風呂で寝てしまいお湯が冷めて目が覚めることがありました(危ない!)。疲れているときにデッドシーソルトを加えた入浴ほど気持ちいいものはありません。

 

お客様とお話をすると、「家族がいるからなかなか使用できない」「お風呂が傷むのが心配」「定価1800円で約20回使用できるということは1回当たり90円は高い」Docomo_kao20というお声もいただきます。皆様のご心配はよくわかります。私がデッドシーソルトを見たときに思ったこと一緒ですから。

 

例えば、最後のお風呂にバスソルトを加え入浴すれば家族には迷惑は掛かりませんし、お風呂が傷む心配もありません(実際バスソルトでお風呂が傷むことは通常の使用であればないと思います。)90円は高い、洗濯に残り湯が使えないのもわかりますが、コンビニのコーヒーも100円します。90円でその日の疲れがリセット出来て、気持ちよく就寝出来て次の日に疲れを残さない。それで家族や職場の皆さんに元気を分けられて、自分も前向きになれたらとても価値あるお得な90円きだと私は思います。毎日は使わなくても、辛い時や特別な時に使うバスソルトと考えると、とてもお得です。

 

私のデッドシーソルト感想文のようになってしまいましたが、まさにメドウズの商品そのもので文字や写真では伝わりにくい魅力が商品を触れた瞬間にダイレクトに感じられます。だからこそ、店舗などで実体験をしていただき雰囲気を感じ取っていただきたいのですが、本当に申し訳ありません。そのお試しいただける場所が少ないために、このような「感想」という形式で皆様に商品の魅力をお伝えできればと考えております。

 

 

イギリスでは大きなたらいにデッドシーソルトを加え、そこに精油を混ぜ込んで作っていきます。ひとつひとつご飯をよそるように手で計量し商品として作られていきます。

 

このデッドシー、ひと箱に36個ずつ梱包されて弊社に納品されるので、300g×36箱=10坩幣紊箸箸討盻鼎い里任垢、運び疲れたらまたデッドシーソルトのお風呂に入って元気になる。その繰り返しです!疲れたときのデッドシーソルト、今では自信を持っておすすめします!!

 

 

バスソルトやその他ローズ製品と共に母の日のギフトとしてもおすすめです。

 

メドウズ オフィシャルオンラインショップ

 

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6年ぶりの新商品 メドウズ オーガニック シアバーム

メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。メドウズでは本日よりオーガニックシアバームの発売を開始いたしました。メドウズの新商品発売は2011年にモッジスプレーを発売して以来、実に6年ぶりとなります。

 

 


オーガニックシアバームは、人気のシアナッツバターにエッセンシャルオイルを加えた保湿用のバームになります。英国土壌協会(ソイルアソシエーション)のオーガニック認証も取得し、お肌の弱い赤ちゃんでも安心してご使用いただけます。オーガニックシアバームは、

 

ネロリ(税別 3,000円)

 

ティートリー(税別 2,700円)

 

ラベンダー(税別 2,700円)

 

 

ローズ&フランキンセンス(税別 3,000円)

 

 

カモミール(税別 2,700円)

 

 

の5種類の香りをご用意しております。ローズやネロリは主にフェイスケアに、ラベンダーやカモミールは一般的に乾燥が気になる手やボディに、ティートリーはのどのイガイガや鼻のムズムズにお役立てください。

 

メドウズには、ローズボディバームというやはりシアナッツバターにローズオットーを加えた保湿バームがございます。こちらをお使いいただいたお客様から、

 

15mlでは小さくてすぐになくなってしまう
他の香りも試したい
ビンの開口部が狭くて取り出しにくい

 

等のご意見を頂いたため、この度容量と香りのバリエーションを増やすとともに軽量のアルミ製容器を採用し、シアバターが取り出しやすいよう工夫をいたしました。今回のシアバームは50mlもありますので、全身幅広くお使いいただけます。

 

この商品の特徴は、他では味わえない香りと保湿力。ダーリン・ペインが試行錯誤を重ね他のブランドでは実現できないメドウズだけの香りを追求しました。ラベンダーは同じ「Lavandula angustifolia」でも3種類の産地が違う精油をブレンドしています。

 

まず、オンラインショップでネロリとティートリーをご購入いただけます。その他の香りについてはただいま準備をしており、2月中旬には皆様にお届けできる予定ですので少々お待ちください。

 

お取引先の皆様には、これから郵送で商品の詳細をお届けいたします。その際、今までオンラインショップのみで販売してまいりましたスポイト容器入り10mlキャリアオイル、業務用キャリアオイルの価格改定なども合わせてご案内させていただきます。


メドウズでは久々の新商品になりますが、ダーリン・ペインは日本のお客様により喜んでいただける商品の開発に取り組んでいます。今年はさらに数種類の新商品が皆様にお届けで来たらいいなと思いますが、いかがでしょうか。ダーリンの頑張りに期待したいと思います。

 

メドウズ公式サイト

http://www.meadowsjp.com/products/organic-shea-balms/index.html

 

メドウズオフィシャルオンラインショップ

http://www.meadows.jp/?mode=grp&gid=1555491


 

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私が大好きなメドウズのシアナッツバター

メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。早いものでもう1月も最終日。関東地方は乾燥した晴天が続いているものの、数日前までは寒波の襲来と大雪、そして風邪、インフルエンザの猛威となかなか気が休まらないひと月でした。

 

冬に悩ましいことといえば、お肌の乾燥対策だと思います。朝起きて、お顔が突っ張っていたり、男性である私でも洗顔後口と鼻の周りに違和感を覚えることも多い冬場。その乾燥対策の強い味方がメドウズのシアナッツバター(シアバター)になります。

 

最近、ラベルデザインが少し変わりました。


メドウズにはいろいろな商品があります。

 

・エッセンシャルオイル
・キャリアオイル
・ローズウォーター
・デッドシーソルト 等

 

それぞれにファンのお客様がいらっしゃいますが、私がメドウズの中で一番好きで思い入れの強い商品がこのシアバターなのです。

 

冬場は固く取り出しにくいシアバター

 

あまり大きな声では言えないのですが、私が初めてシアバターを使った時の印象は

 

かたくてビンから取り出しにくい
ボソボソして伸びない
使いにくい

 

でした。およそ販売する人間の言うことではありませんね(笑)

 

しかし、それはシアバターの特性を知らないために私の使い方が間違っていたのです。

 

耳かき大程度を手の甲にのせます

 

反対の手をかぶせ体温で温めます

 

オイル状に溶けたら塗り拡げます

 

耳かき程度を少量すくい、手でオイル状に溶かしてから乾燥が気になる場所に薄く塗りこむ。市販のハンドクリームや、リップクリームに比べると塗るまでがそれでも面倒です。

 

しかし、塗ってみるとどうでしょう。

 

・まずはカサカサしたくちびる。薄く塗るとどんどん浸透していき、表面が平らになりました。
・ささくれが出来た指は、翌日になると赤みも引きささくれが収まっています。
・ひげそり後の乾燥した肌はしっとりと潤い、白い粉も吹きません。
・ハンドクリームとして使うと、光沢が生まれ、爪もテカテカ光ります。
(別に私はその効果を求めていないのですが、女性はうれしいですね)

 

そして、どこに塗ってもべたつかず、さらっとしています。

 

一度に使う量も少ないので、ほとんど減りません。最初は1ビン3,000円(今は2,500円)で高いなと思ったのですが、1シーズン持つことを考えると結果としてとてもお得でした。

 

メドウズの商品はパッケージもシンプル、時には使い方のご案内すら不十分(それは輸入元の責任です)。しかも商品は少し使いづらいので、多くのお客様に魅力を感じていただくのは難しいかもしれません。

 

しかし、目立つことが大嫌いなダーリン・ペインが自分の好みにあう最上の素材から作られた本当にシンプルな商品たちは使うたびに驚きと喜びをもたらしてくれます。シアバターも当初は、

 

「取り出しにくいのでスパチュラをつけてほしい」

 

とダーリン・ペインにリクエストしたのですが、ゴミを増やすのでご家庭にあるスプーンで代用してほしいと却下されました。でもそれこそがメドウズです。そもそも、「自然からできているものがすべて人間に便利な形状をしていない。ひと手間工夫するだけで自然の恵みをそのまま享受できる。その方が人間にも自然にも幸せだ」これがダーリンの考えでした。今の製品は人間が便利に使いやすくできており、私たちはそれに慣れています。不便さの中にこそ本質がある。それこそがメドウズのシアバターなのかもしれません。

 

ところで、このシアバターですが私たちメドウズのスタッフは精油を混ぜてオリジナルのバームを自作しています。

 

 

フランキンセンス  年齢を重ねたお肌用
ラベンダー  一般的な保湿クリーム

ユーカリ  風邪の時期に、鼻の保湿に

 

シアバターを溶かし、精油を数滴加え再度固めるだけですが、やはり精油を入れると使う時により楽しくなります。

 

 

 

この経験とお客様の声から生まれたのが人気のローズボディバーム。そして、明日2月1日から発売される新商品のメドウズオーガニックシアバームになります。

 

 

 

 

私の好きなシアバターがさらにバラエティー豊かになり、皆様のところにお届けできるのはとてもワクワクします。

そのメドウズの新商品、オーガニックシアバームについては明日こちらのブログでご紹介させていただきます。ご期待ください!
 

 

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ローズヒップオイル争奪戦争勃発!?

メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木壮哉です。来月後半へイギリス、メドウズ社へ向かうのですが今日は航空券の手配など準備をしていました。メドウズへ行く目的はいくつかあるのですが、その中でローズヒップオイルの今後の見通しと確保を確認しなくてはいけません。

 


ローズヒップオイルは一般的に野バラの種子から抽出されますが、主に以下の品種が使用されます。

 

 

 

Rosa canina(イヌバラ)


Rosa rubiginosa


Rosa moschata

※画像はいずれもWikipediaから

 

日本でローズヒップオイルを販売するには、日本化粧品工業連合会に登録された成分表示名称を商品に表示しなくてはいけませんが、

 

Rosa canina:ローズヒップ油
Rosa rubiginosa:ロサルビギノサ種子油
Rosa moschata:モスカータバラ種子油

 

とあるように、一般的にローズヒップオイルは「Rosa canina」種から抽出します。ご存じの方も多いと思いますが、Rosa canina種から抽出した未精製ローズヒップオイルが品薄状態にあり、主要メーカーの在庫状況を確認するとほぼ完売状態です(今販売中のローズヒップオイルの多くはRosa rubiginosa種から抽出されています。)幸い弊社にはこのRosa canina種から抽出したローズヒップオイルが向こう4ヶ月分の在庫があり、しばらくはお客様にご迷惑をおかけしないで済むと思いますが、しかし今後は不透明で代替品種の利用も含めて検討を行わなくてはいけません。

 

しかし、なぜこんなにRosa canina種のローズヒップオイルが品薄になってしまったのでしょうか。Googleで検索をしてみても、主要産地チリの言語はスペイン語であるためなかなか検索に引っかかりませんが、ひとつだけ英語のサイトを発見することが出来ました。

 

そのサイトによると、

 

Rosehip oil is actually a by-product of a much bigger industry: tea. The demand for Rosehip tea in Europe is what drives and dominates the global production of Rosehip. That means those wanting only the oil get whatever’s left over. And that’s not much!

 

ローズヒップティーとしての利用が1番で残った数量がローズヒップオイル用に回ってくる。

 

 

The yield of oil is very small - about 5%. Chile is the world’s largest source of the wild rose bush from which Rosehip seeds are extracted. In a good year, Chile only produces about 300 tonnes of Rosehip - and, after three consecutive years of poor crops, production is way down.

 

良好な年でも年間300トンほどのローズヒップしかチリでは収穫されないが、ローズヒップオイルに用いられるのはその5%に過ぎない。ここ3年、ローズヒップは不作続きである。

 

Increased urbanization has cut into the already-limited pool of labourers available to harvest Rosehip. Many labourers are instead being diverted to more lucrative crops, such as raspberry.

 

経済発展に伴い多くの人が農家をやめている中、それでも農業を続ける人はラズベリーのようなより儲かる物を育てるようになった。

 

などと書いてあり、これは何もローズヒップに限らずアロマテラピーの原料に多く見られる光景です。しかも、ローズヒップの生産量は少なくとも2016年まで上向くことはないと見られており、早くてもローズヒップオイルの供給が落ち着くのは来年以降になります。


ところで、ローズヒップオイルのニュースを追っていると面白い記事を見つけました。

 

Trilogy buys 25% of Chile rosehip producer

(2016年5月26日 ニュージーランド ナショナルビジネスレビューから)

 

ローズヒップオイルで有名なニュージーランド生まれのブランド、トリロジーがチリの有名なローズヒップオイル産出企業Forestal Casino社の株式25%を800万米ドル(約8億円)で取得したという物です。

 

トリロジー社の商品の多くはRosa caninaから抽出されたローズヒップオイルを原材料にしており、良質なローズヒップオイルの確保が企業の存続にかかわります。だからこそ、トリロジー社が生産者を買収し、原料の安定確保を図ることは同じ経営者として納得できますし、その迅速な意思決定は大企業にしか出来ません。

 

ニュース記事によると、トリロジーは現金2億円とトリロジー社の株式6億円分をこのForestal Casino社に支払うようです。実はこの現金と株式による支払が回り回って私たちにも影響があるかもしれないのです。

 

今後ローズヒップオイルの生産量が大きく回復することはあまり見込めません。品薄になると価格が上がりますが、トリロジー社はForestal Casinoより安定的に有利な条件でローズヒップオイルを入手することが出来ます。すると、トリロジー社の商品への人気が世界中で更に高まり、売上が上がります。売上が上がればトリロジー社の株価も上がります。トリロジー社の株はニュージーランド証券市場に上場されており、Forestal Casino社は今6億円を現金でもらうよりもより大きな利益を将来手に入れることが出来るのです。またトリロジー社は2億円という少ない現金で自社の成長を達成することが出来、いわばこの両社はwin-winの関係です(もちろん株価が上昇するという保証はありませんが。)

 

ひとつの企業の意思決定を私がとやかくいう権利はありませんし、むしろ私はこの両社の決定は企業経営上素晴らしいと思います。しかし、ただでさえ生産量が少ないローズヒップの取り合いは加速していくでしょう。ローズヒップオイルが少なくなればなるほど、両社は儲かります。そしてメドウズのような小さいところにはローズヒップオイルが回ってこなくなる日も覚悟する必要が出てくるかもしれません。こうしてローズヒップオイル争奪戦争が続いていくのです。

 

ローズヒップは世界的に需要が高く、生産地に限りがあり、生産量が落ちているからこのようなことになっています。私は、ローズエッセンシャルオイル、ローズウォーターの将来も気になっています。いずれの商品も需要は高いものの、生産量が限られているからです。

 

メドウズで販売される商品の全部が植物由来であり、人工的な物は何一つありません。植物が無くなったとき、それはメドウズの終わりを意味します。しかし私にはトリロジー社のように先手を打つ力はないので、市場の流れに身を任せるしかありません。皆様が毎日お使いの商品はそのような不安定な状況下で生み出されているという事実もまた現実で、アロマテラピーのもう一つの側面です。

 

今後ローズヒップオイルがどうなっていくのか、皆様もその動向には注意を傾け続けて下さい。

 

 

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(注意)トリロジー社の現金と株式による買収がローズヒップオイルの品薄に拍車をかけるくだりは全く私の推測です。現段階でその事実もありませんのでご注意ください。

 

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引き出せていなかったカユプテ精油の魅力

株式会社メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。先週に引き続き今週も台風が近づいており外は風が強まっています。出勤途中の水戸駅ではNHKがカメラを回しておりました。台風の進路にあたる地域の皆様はくれぐれもお気をつけください。

 

ところで、昨日イギリスメドウズ社より何点かのエッセンシャルオイルが航空便で弊社に届きました。出荷前に香りの確認を私が行うのですが、その中で従来にも増して印象に残った精油があります。カユプテです。

 

 

カユプテ(Melaleuca cajuputi / Melaleuca leucadendron

フトモモ科

マレーシアのペナン島付近を原産とする木。マレー語で白い木を意味する「カユ・プテ」に由来し、樹高14メートル弱まで成長します。樹皮は白く、強い生命力を持ち伐採しても他の木々を駆逐しながら成長を続けるので、限られた地域での栽培にとどめているそうです。

 

 

【作用】
・各種感染症・気管支炎(抗ウイルス作用・抗菌作用)
・神経痛・頭痛・歯痛・筋肉のこわばり・むくみ(鎮痛作用)
・更年期・月経痛
・にきび・乾癬

 

【成分】
・1.8シネオール(54%程度) 免疫調整作用・抗炎症作用
・αテルピネオール(9%程度) 抗炎症作用・神経強壮作用
・リナロール(2.9%程度) 鎮静作用

 

学名にもあるフトモモ科Melaleuca(メラルーカ)種は300種程度の植物が確認されていて、最も有名なものはティートリー(Melaleuca alternifolia)です。そのため、カユプテはいわばティートリーの親戚にあたり、その樹木の特徴からホワイトティートリーと呼ばれることもあります。作用もティートリーと似ています。また、メドウズには同じメラルーカ種の植物としてニアウリがあります。カユプテ、ティートリー、ニアウリとも赤道付近の南太平洋の島々を原産とすると言われています。

 

 

 

冬になると、体調維持・管理を目的にティートリーやユーカリは良くご購入いただきますが、残念なことにカユプテを購入される方は多くありません。私も個人的に、このティートリーとユーカリをブレンドすることはありますが、カユプテは印象があまりありませんでした。しかし、今回カユプテの香りをかいで、「カユプテの香りはすがすがしく爽やかで、しかもユーカリラジアタのような甘みもある。しかしユーカリやティートリーのような独特のくどさや苦みがない。」と感じました。実は今まで何度もメドウズからカユプテは入荷しているのですが、今回ほどカユプテの香りに心躍らされたことはありません(香りの感じ方は個人差・体調による変化もございます。)メドウズの何人かでも香りを試してみましたが、一様にさわやかな香りに驚いていました。

 

お客様とお話をすると、「ティートリーの作用は魅力的だけど独特の香りが苦手」という方が結構いらっしゃいます。私もティートリーは何かとブレンドし使用することがほとんどです。また、ティートリーに多く含まれるテルピネン4オール等の成分が強力な作用を持つことから、小さなお子様に使用するのを制限される方もいらっしゃいますが、そのような時にこのカユプテは代替以上の働きをしてくれると思います。また、カユプテは10mlで2,700円とティートリーと比べて手ごろなのも魅力です。

 

メドウズのシナジーブレンドオイル「コールドリリーフ」にもティートリー、ユーカリとともにカユプテも使用されています。

 

メドウズのオーガニックカユプテエッセンシャルオイルはベトナムを原産国としていますが、1970年代中旬まで続いたベトナム戦争で米軍が使用した枯葉剤の影響により、無農薬で栽培できる良質な土地が広くなく、カユプテの生産に影響を与えているという話があり、生産量が減少しているとダーリン・ペインから聞かされたことが過去にあります。そのため、カユプテの販売を取りやめてしまうブランドもあるようです。

 

いつも使うティートリーとは違った魅力を持つカユプテ。新たな発見があるかもしれません。

 

参考文献

アロマテラピーのための84の精油

 

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