建前ではなく本音で・・・。シアバームのこと。

こんにちは。メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。

最近ブログを更新していないなと思ったら、前回の書き込みは2月。今日は4月4日(4が合わさっているのでしあわせの日と私は呼んでいます)。ご無沙汰してしまい申し訳ございません。いよいよ、春本番!桜きらきらの季節ですね。先日鹿児島にお住いのお客様が、「まだ桜は咲いていないけどお花見をしました!」とお便りをくださいました。その気持ちよくわかります(笑)

 

さて、メドウズ久々の新商品、シアバーム。皆様はもうお手に取られましたでしょうか。

 

 

メドウズのオーガニックシアバターに精油を練りこんだシンプルな保湿バームです。

たいがいメーカーのブログですから、「大好評!」という自画自賛のコメントが並ぶと思われがちですが、そうなんです。私が想像していた以上にお客様からお褒めの言葉をいただいています。

 

まず、「香りがいい」というご意見は多くいただきます。香りをお試しになられたお客様が購入に結びつくことが多いそうでやはり植物の香りを大切にしているメドウズだけのことはあるとうれしいお言葉をいただいております。このシアバームは共同購入のらでぃっしゅぼーや様でも販売しているのですが、ネロリを買われた方が次はカモミールを購入と回を追うごとに販売量が伸びていき、少しずつ認知されているようです。

 

次に、「使いごたえがある」とのご意見もいただいています。どれだけ使っても減らない。もしかしたら使い切る前にその香りに飽きてしまうのではないかと心配されていました。大丈夫です!髪の毛、お顔、手に足。乾燥の季節が過ぎても紫外線ケアにシアバターは最適です。1年を通してゆっくりとシアバームをお使いくださいませ。

 

最後に「ラベルがかわいい」とメドウズでは今まであまり聞いたことがない感想をいただき私も戸惑っていますkyu

 

 

中には、「シアバターは固くて使いづらい」「シアバターに慣れない」というお声もありました。そこで、オンラインショップに寄せられたご意見をご紹介します。

 

顔だけではなく、ホホバオイルやスウィートアーモンドオイルなどと混ぜてボディクリームとしても使っています。

 

シアバームを20gほど空き瓶に入れ、50度程度の湯せんにかけます。10分くらいでシアバームがオイル状になりますので、お好みのキャリアオイル(ホホバ、スイートアーモンド)等を5嫩度加え良くかき混ぜます。再度、常温で放置するとクリーム状になり、全身に広げやすくなりますので、ぜひお試しください。

 

と、ここまでお約束ではありませんがシアバームの自画自賛をさせていただきました。しかし、これではメドウズらしくありません。必ずオチがあります。実は思ったよりもご注文を頂き、フランキンセンス&ローズ、カモミール、ラベンダーの在庫がなくなってしまいました。ここまでご紹介をしておきながら本当に申し訳ございません。一つのお取引先様から各種10個単位でのご注文も多くいただいており、本当にうれしい限りです。ネロリとティートリーは在庫がたくさんございますのでご安心ください。

 

またフランキンセンス&ローズ、カモミール、ラベンダーは現在イギリスも鋭意製造中です。実はイギリスも「自信はあるものの少しずつお客様に受け入れていただけたらいいな」と思っていただけに、少しびっくりのようです。と、そもそもメドウズは「お客様がメドウズの商品で喜んでいただけたらいいな」とほわっと、のんびりとしているためあまり仕事(商売)という感覚がないのがいいところでもあり、少し困るところでもありますkyu

 

フランキンセンス&ローズは4月17日の週に、その他の2商品は24日の週に弊社に入荷する予定です。新商品なのに在庫がなくなってしまい本当に申し訳ございません。

 

いろいろな意味でメドウズらしさが凝縮されたシアバームをこれからもよろしくお願いいたします。

 

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お店や自分の存在は思うほど世間には広がっていないかも!

株式会社メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。日本三大名園の一つ偕楽園ではここ数日の暖かさで梅の花がだいぶ開き、甘い香りが園内に漂っているようです。立春を過ぎ空気はまだまだ冷たいですが、日差しには確実に春の気配を感じます。

 

ところで今日は市内のリラクゼーション店にエッセンシャルオイルの納品に行ったのですが…。向いに1軒のシフォンケーキ屋さんを見つけました。

 

お店は人が3〜4人入るといっぱいの大きさ。
看板は控えめで、のぼりには「シフォンケーキ」の文字。
入り口の黒板には、素材と作り方にこだわったと書いてあります。
気になったので入ってみました。

 

中には、女性の方がいらっしゃりどうやら製造と販売を担当されているようです。
店内には、ショーケースがひとつあり色とりどりのシフォンケーキが並んでいます。

 

シフォンケーキ専門店リアンさんのHPから

http://www.chiffon-lian.com

 

 

 

 

食べ応えのある大きさで230円〜

 

 

お話を聞いてみると、もう開店して6年とのことでした。天然素材を使い、一つ一つ手焼きしたシフォンケーキはふわふわでいくつでも食べられそうです。それほど美味しいシフォンケーキ、こんな素敵なお店を今日知れたことをうれしく思いつつ、失礼ながらこれまで一度たりとも噂に聞いたことはありませんでした。

 

このブログでも何度かお話したことがあるのですが、メドウズもアロマの専門店を2008年から2016年5月まで水戸市内でやっていました。しかし、そのシフォンケーキのお店の方はハーブティーがお好きでもやはり当店のことはご存じありませんでした。

 

今日も「メドウズのお店閉店したんですか?」とお客様が来られました。自分では、手紙、ホームページ等でしっかり告知しているつもりですが、しかも閉店から1年近くたつとはいえいまだに「お店は?」というお問い合わせが週に5件ほどあります。

 

意外と自分が思っているほど、お客様や潜在顧客に自店の存在や情報は伝わっていないかもしれません。


私が人付き合いをするときに悩むことの一つが「名刺」を出す頻度です。
以前一度お会いしこちらは相手のことを覚えているものの、相手は私のことを覚えていそうにない場合もう一度名刺をお渡しするべきかどうか、そんなつまらないことを悩んでいます。

 

しかし、先日不動産屋さんがいらっしゃったのですが、会うたびに名刺を出されます。この前は1時間以上話をし、2日後に来られた時にまた名刺を差し出されました。それは極端にしても、さすがにここまで名刺を出されると相手のことを覚えます。とてもいい勉強になりました。

 

お店をやっていると宣伝が難しいという話をよく聞きます。

 

ホームページ
フェイスブックなどのSMS
ブログ

 

こんなにやっても来店客は増えないという悩みが多いようですが、自分が思っているほどお客様に情報が届いていないのかもしれません。それこそ「しつこい!」と思われる程露出をしないとお客様の記憶には残らないのかもしれません。

 

「こんなにやるとしつこいと思われるかな?」
「かえって客足が遠くなってしまったらどうしよう」

 

という心配もありますが、集客でお悩みの方は普段の1.2倍の宣伝方法を試してみませんか?口コミ、チラシ等普段自分があまりやらないことで、取り掛かりやすいところがお勧めです。ポスティングをしたことがない方はポスティングを、常にお店のショップカードを持ち歩いて、名刺代わりに差し出すのもいいかもしれません。私は常に「お店を運営していた時は宣伝が足りなかったな」と後悔しています。だからこそ、積極的に皆様のお店や技術をアピールして売上の向上に繋げていただければと思います。

 

メドウズも知名度が低く宣伝が不足しています。

同じ轍を踏まぬよう、ひとりでも多くの方に名前を憶えていただけるよう頑張りたいと思います。
 

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初めてのイギリス出張!?

ご無沙汰しております。メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。

明日10月17日から28日までイギリスへ行って参ります。

 

 

今回の出張の目的は、

 

  1. 新商品のオーガニックシアバームの生産状況を確認する。
  2. 来年上半期の商品製造計画を立てる。
  3. イギリスのオーガニック事情を改めて観察する

などがあります。

 

以前、このブログでご紹介をしたオーガニックシアバーム。

べたつかず、伸びが良く高い保湿力が特徴のシアナッツバターに、エッセンシャルオイルをブレンドしたナチュラルバームです。

 

文字で書くと、「えっ?それだけ?」と思われるかもしれませんが香りの良さを大切にするメドウズでは、例えばラベンダーでも、産地によって香りが違う特性を生かし、ブルガリア、フランスそしてもう1箇所のラベンダーをブレンドしています。同じように、ティートリーやネロリもダーリン・ペインにしか作れない魅惑のブレンドが特徴です。来年1月からの発売を目指し、現在準備を進めております。

 

メドウズが扱う商品は全て天然素材のため材料の早期確保が大切になります。そのため定期的にメドウズを訪問し過去の販売状況やこれからの見通しを話し合い、メドウズの基準に見合う商品の安定供給を目指します。特にローズウォーターは、生産量が限られているためこの話し合いの中から、ブルガリアの蒸留所へ発注する数量が決定されます。

 

 

ところで、いつもはひとりでイギリスに行くのですが、今回は初めて同行者がいます。

この方(Tさん)とはまもなく20年のおつきあいになり、家族ぐるみでお世話になっています。

 

Tさんは今年、50歳。東京・高田馬場に「鷹流」というラーメン店を経営されています。

ラーメンというと、化学調味料や魚粉を使いどちらかと言えば体に負担がかかる食べ物ですが、鷹流は女性が喜ぶをコンセプトに掲げており、化学調味料を使わず、天然素材を多く利用した他にないラーメンが特徴です。また、子供の虐待防止活動に取り組んでおり、定期的に売上金の一部をオレンジリボン運動に寄付をされています。

 

そのTさんは6年前に、東京だけでなく台湾の台北にも鷹流を開店し本格的な日本式ラーメンの普及に乗り出しました。日本とは全く違う環境の中、従業員とのコミュニケーションに苦労し、ビルの大家さんにいじめられたこともありましたが努力が実を結び現在では5店舗までに成長し、連日長蛇の列。マスコミの取材も多く、新しい台湾の総統もお忍びでいらっしゃるそうです。

 

そして、そのTさんが次に進出を考えている場所がロンドンなのです。

幸い、メドウズのアーサーは食品に明るくラーメンを作るのに必要な具材を適切に提供することが出来ます。そして、ロンドンの不動産事情にも詳しくTさんの手助けになればと思い、私がTさんをお誘いしました。すぐでは無くても、Tさんの夢が結実すると良いなと思います。

 

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私が、今から7年前。メドウズを始めるとき最初に相談したのがTさんでした。

Tさんはじっくりと話を聞いて下さり、一言「困ったことがあったら相談しな。応援してくれるから」と励ましてくださいました。その一言を心の支えに、今日までこのメドウズを続けてきました。普段は台湾にいますが、年に何回か帰国したときは必ず食事に誘って下さり、近況の報告をしています。

 

そして期せずして今回、そのTさんをメドウズにお連れする機会がやってきました。何年にも渡って心配してくれたTさんに自分の現状と仕事を見せるのは誇らしくもあり、少し恥ずかしくもあります。アロマとラーメンで方向性は全く違いますが、常に1歩先を見つめ、前向きに道を切り開いていくTさんは常に私のやる気を鼓舞する存在です。

 

もし、ロンドンにTさんのラーメン店が開店したら少しは恩返しになるかなと淡い期待をしつつ、20年のつきあいで始めて一緒にする旅行。実り多いものになることを期待しています。

 

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私が不在の期間も事務所のスタッフが通常通り対応させて頂きますが、留守に伴い皆様にはご迷惑をおかけいたします。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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お店を強くする マネと差別化の大切さ

メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。毎日雨模様のすっきりしない天気が続き、気がつくと最高気温も20度台前半となり、特に朝晩は肌寒さを感じるようになってきましたが、皆様お変わりないでしょうか。

 

さて、「どうしたら自分の会社・お店がお客様に喜ばれ、成長を続けることができるか」というテーマでこのブログで、

 

・お店や会社の目的を考えよう
・自分の強みや弱みを知ろう
・お客様を知ろう

 

と私なりの考えをお話してまいりました。4回目の今回は「ほかのお店と違うことをしよう(差別化)」です。

皆さんは同業他社のお店によく行かれますか。同じ地域で開業されているサロンや小売店に行かれることはあるでしょうか。

 

・顔が知られているから恥ずかしい。
・行く時間的、金銭的余裕がない。

 

など、理由をつけて行かない方も多いのではないでしょうか。

 

意外と横のつながりが少なく、スクールの先生や同時期に習った人以外接点がないという話をよく聞きます。しかし、自分を知るためには時に他人と比較することも大切で、同業他社の様子を観察されることをお勧めいたします。するといろいろなことが見えてきます。

 

・店内の様子(雰囲気、ディスプレイ等)
・商品構成
・講座の内容
・客層
・宣伝方法

 

など、これからどのように自分のお店をお客様にアピールするかのヒントがたくさん見つかります。まずは、自分の中でこれがいいなと思ったら、思い切って自分のお店にも取り入れてみましょう。いわゆるマネですが、いいイメージはあまりないかもしれません。その場合は、全部をマネるのではなくいい部分だけを取り入れてみましょう。

 

例えば、インターネットで見かけたとあるサロンさんの予約表です。今日が22日だとしたら

 

20日 10:00〜  15:00〜
21日 10:00〜  15:00〜
22日 10:00〜  15:00〜
23日 10:00〜  15:00〜

 

と日付と時間が記載してありますが、必ず経過したものは画面から消去するのではなく、二本線で消してあります。これをインターネットに掲示しておくと、中には「ここは人気店だ!」と捉えてくれる新規のお客様がいらっしゃるかもしれません。自分がお客様の立場になって他店を見たときに、自分の心に「面白い」、「なるほど」と感じたことをできるところから自分のお店にも取り入れてみてください。きっと他の多くのお客様にも通じるでしょう。

 

ところで、このブログにもたびたび登場してくれている私の友人で、メドウズの商品を販売してくださっている高松さんが、このようなことをおっしゃっていました。

 

「これからすすきを取りに行くんだ!」

 

私はえっと思いましたが、聞いてみると、

 

「お店のお客様が高齢になり、なかなかすすきを取りに行けない。何年か前に初めてとってきてあげたらすごく喜ばれたので、それ以来すすきをこの時期に取りに行っている」

 

とおっしゃっていました。本業はお洋服屋さんですが、お客様からご依頼があると高松さんはできる範囲でなんでもされています。

 

高松さん

 

ヤフーオークションの出品代行
Amazonでの商品代理購入
お菓子の購入
電化製品などの簡単な修理
自分のお店以外で購入された洋服の修理取次
ご自宅への送迎

 

など、すべてを無料でされています。しかも、「お客様の喜ぶ顔が見たい」という思いから、売上は二の次、お店以外のことでもご自分でできることは持ち前の明るさとフットワークの軽さでなんでもされます。この前は、漁船に乗っている写真が届き驚きました。

 

ご存じのように、安価でそこそこの品質を求める風潮が強く、既存の婦人服店は苦戦が続いています。特に、商店街などにある昔ながらの店舗は集客が間々ならず閉店も増えていますが、この高松さんがやられているMakes(メイクス)さんは根強い固定のお客様とその紹介のお客様でいつもにぎわっています。

 

繰り返しになりますが、前回までにこのようなことをお話しました。

 

・お店や会社の目的を考えよう
・自分の強みや弱みを知ろう
・お客様を知ろう

 

これを高松さんに当てはめてみると、

 

・店舗名であるMakesは●●の状態にするという動詞。お客様を幸せにしたい。
・フットワークの良さと、旺盛な好奇心。
・高齢の女性。

 

そこから、「持ち前のフットワークの良さを生かし、お客様を幸せにしたい」と婦人服販売店の枠にとらわれず、お客様が喜ぶサービスを提供されており、これは他のお店にはないサービス。まさに他店との差別化なのです。

 

他店を勉強し、お話をすることで見えてくる自分のお店に必要なこと。自分のお店を繁盛店に変える第一歩です。早速外に出てみませんか?

 

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お客様を知ると売上が上がります!

株式会社メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。9月に入り、ここ水戸の朝晩は半袖では寒さを感じるほど気温が下がるようになりました。自宅の近くに大きな湖があるのですが、午前6時過ぎに行くと芝生には朝露がびっしり。しかも、友人の和菓子店では新栗を使った栗蒸し羊羹の発売も始まり、秋の気配が確実に近づいてきています。

 

水戸市の和菓子の老舗、鉢の木さんのFacebookから。

 

少し間が空いてしまいましたが、セラピスト様を応援する売り上げ向上計画。前回まで、「仕事の目的」と「自分の会社・店舗強みと弱み」についてお話してきましたが、今回は「お客様を知ろう」です。

 

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私も過去10年に渡りお店をやってきました。リラクゼーションマッサージとアロマテラピー用品の小売です。しかし、結果から言うと売上的には失敗だったと思います(経験としては成功です)。お店は出店するのはやる気さえあれば簡単ですが、続けるのは本当に難しく、だからこそ自身の経験が皆様に何らかのお役に立てばと思っています。

 

1階が小売り、2階がトリートメントルームでした。

3階にメドウズがあります。

 

お店を続けるために大切なことは、売り上げを上げて利益を生み出すことです。商売の基本となる利益(お金)がなければ、事業は続けられません。しかし、この業界には自分が好きなことをしているという満足で終わってしまい、もしかしたら「いい人」、「ボランティア」で終わっていることも多いような気がします。自分が楽しく、前向きにお仕事を続けるには適正な利潤や報酬が必要です。その利益を自分だけでなく、次のお客様の満足につながる何かに投資をすることで、お客様もお店もハッピーという状況が生まれます。この状態を長く続けることがいかに難しいか、皆様日々悩まれていると思います。「商いは飽きない」とも言う所以です。

 

ところで、皆様はご来店されるお客様のことをどれだけご存知でしょうか。来店の目的だけでなく、趣味・嗜好、家族構成、習慣などを会話の中から探し出していくと思います。残念なことにアロマテラピーに本当に興味があって続けていきたいと思う人口は日本ではそんなに多くなく、地方に行けばもっともっと少なくなります。例えば、お客様が頻繁に出入りするコンビニと異なり、アロマテラピーのビジネスでは一人のお客様との密度を上げない限り売り上げは向上しません。一般的に「新規のお客様獲得コストはリピーターの維持にかかるコストの7倍」と言われ、いくら広告を高いお金で出稿しても、リピーターになっていただかなければ売り上げは上がらず、広告代だけが毎月かさむようになります。そこで、一人のお客様との密度を上げるために、そのお客様について多くのことを知る必要があります。

 

・お名前・性別・年齢
・連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)
・お仕事
・来店の目的、来店頻度
・施術、購入品の履歴
・性格(好奇心が高いかそうでないか)
・趣味 

 

など、多くのことを知れば知るほど売り上げにつながるヒントは見つかります。最近いろいろなところでTポイントが利用できますが、これは導入企業がお客様の生活行動を見ることが目的です。お客様の行動を分析することが売り上げ向上の一歩というのは大手企業であればどこでもやっていることです。

 

先日の水戸信用金庫の勉強会で、30代のセレクトショップを経営されている男性の方にお話を伺いました。その方は自分のお店の強みは「徹底した顧客管理」とおっしゃっていました。

 

まずはお客様をいくつかのグループに分けるそうです。

 

A 来店頻度が高く、購入機会も多い方。
B 来店頻度は低いが、購入単価が高い方。
C 来店頻度も少なく、購入単価も低い。

 

D おしゃれに興味はあるけど、何をしたらいいかわからない人

 

お店で大切なのはAのお客様であり、Aのお客様の層を厚くすることがお店の売り上げ向上につながります。例えば秋物の洋服が出てくると、店員さんは過去の購入履歴から、洋服との組み合わせを考えるそうです。組み合わせを考えるとお客様に「過去のお洋服とコーディネートできる新作が入荷しました」と写真付きでDMを送ります。。こうすることで、A層のお客様の信頼が高まり、お店に対して高いロイヤリティーを示してくれるようになったと言います。

 

B層のお客様はA層になる、またC層のお客様はB層になるアプローチをそれぞれ行うそうです。これを繰り返して、お店の上客A・B層を増やす活動を過去10年続け、現在まで経営を続けてきたとのことでした。

 

お店にとってもう一つ大切な層が、D層です。特に男性は、自分がおしゃれに興味があるとなかなか言い出せません。そこで、お店側がニーズをくみ取り洋服だけでなく、髪形なども一緒に提案します。

 

前回「自分の仕事の目的は?」というお話をしましたが、もし目的が洋服を売ることであれば、おしゃれをトータルでプロデュースするという発想が生まれにくいと思います。知り合いの美容室を紹介することで、そのお客様の「おしゃれを生み出す場所」にそのお洋服屋さんがなれれば絶対的な信頼を得ることができます。悩みを抱えたお客様の力になることほど高い信頼を得ることはありません。

 

私はお店をするうえで、この顧客分析をおろそかにしてしまいました。「エッセンシャルオイルは一度買うとなかなか減らないから。積極的に声掛けをして嫌がられないか。アロマテラピーは待ちの商売だから」などと自分の都合のいいように考え、お客様を何年も待ち続けてきましたが、結局一部の熱心なお客様しか最終的にはいらっしゃいませんでした。しかし、過去の購入品からDMを出してみる、関連する新商品を紹介してみるなど今になって考えてみるともっと出来ることがあったとしみじみ思います。

 

個人情報保護の時代にお客様情報を聞き出すことは難しいかもしれません。しかし、お客様の情報を聞き出すことが目的ではなく、お客様のことを知り、お客様に喜んでいただきながら自分も仕事を続けていくことが目的です。その考えをベースにすれば、お客様に失礼がないように接することはそれほど難しくありません。

 

既存のお客様を大切にして、毎日の仕事を続けていくことは本当に大切です。その当たり前の教訓が今、このメドウズの仕事に生きています。

 

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