国際香水博物館を訪ねて(フランス・グラース)

話は前後してしまいますが、2018年7月彩生舎の西村社長さんと楽しいおふたりの従業員の方と共に、フランス南部グラースにある国際香水博物館を訪れました。香水博物館という名前はついておりますが、実際には天然香料にまつわる歴史や製法を中心に、その香料を使用して香水産業がどのように発展してきたかを展示しており、アロマテラピーでも役立つ知識の宝庫です。

 

 

 

午前10時の開館と共に入場をすると、まずは屋外庭園で様々なハーブが私たちを出迎えてくれました。名前は聞いたことがあっても見たことがないハーブもいくつかあり、みんなで興味津々です。

 

ベチバー

 

 

パチュリ

 

 

ジンジャー

 

 

ジャスミン

 

この他にもティートゥリーやレモンなど様々な植物が所狭しと植えてありました。実際のハーブを見学し終えると、続いて館内に戻り香料の歴史が紹介されています。

 

 

 

 

こちらはアビセンナ(イブン・シーナ)が11世紀ごろに完成させた蒸留器の模型です。これまでの原始的な蒸留器を改良し、エッセンシャルオイルの水蒸気蒸留法を確立しました。エッセンシャルオイルの抽出で一番最初に使用された植物はバラと言われています。このイブン・シーナの水蒸気蒸留法の確立がなければ、この世にアロマテラピーは存在しないといっても過言ではないでしょう。

 

 

 

 

 

もともとグラースでは、ローズやジャスミンなど熱に弱いハーブの栽培が盛んでした。これらは水蒸気蒸留法では良質なエッセンシャルオイルを抽出できないために油脂吸着法が広く利用されていました。吸着に使用する油脂(ラード)を常温か温めて使用するかで冷浸法(アンフルラージュ)と温浸法(マセレーション)に分かれますが、この油脂吸着法はコストと手間が非常にかかるため近年ではほとんど行われていません。

 

 

アランビック

 

 

この博物館に限らずヨーロッパの博物館でいつも感心することは、お客さんが「見学」という受け身の姿勢で勉強をするのではなく、積極的に展示物に触れることで五感を使用して「体験」することで勉強ができることです。特に子供は見ているだけでは飽きてしまいますし、またつまらないので行きたいとも思いません。しかし、このように楽しみながら勉強ができれば、もっと積極的に博物館に出かけてみたくなります。

 

 

ボタンを押すとネロリの香りが出てきます

 

 

こちらはタイムの香り

 

 

植物に含まれる芳香成分がどのような香りがするのかを抽出部位別に記した一覧

 

 

香水博物館なので、この先は香料を使いどのように香水産業が発展してきたか、また現在はどのような香水が販売されているのかが展示の主となります。しかし、天然香料の歴史とその香料が人々にどのように受け入れられたかを知ることが出来る貴重な場であるとともに、今でもグラースは「香り」をキーワードに多くの観光客を集めています。それは街にいくつかある有力な香水メーカーもライバルでありながら協調してこの街を支えている自負が感じられました。

 

今回はレンタカーで訪れましたが、カンヌからでもバスや電車で訪れることが出来るグラース。機会がありましたら一度足を延ばしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

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地元の人たちとのつながりを大切にした商品販売 〜鹿児島県霧島市から〜

9月3日、4日と私は鹿児島県へ出張をしてきました。関東周辺のお客様をご訪問させていただくことはあっても、遠距離は初めて。今回は鹿児島県霧島市に住むお客様から「是非鹿児島にいらしてください」とお誘いを受け、お邪魔することになりました。

 

羽田から鹿児島はおよそ2時間でした。

 

 

あっというまに紀伊半島まで飛んできます。

 

 

今回で九州は2回目、鹿児島県は初めてで着陸前から胸が高まります。空港にお客様とご友人がお二人で迎えに来てくださいました。お昼時に到着をしたので、ご挨拶もそこそこにまずは名産「黒酢」を使った料理が楽しめる桷志田で昼食です。

 

 

昼食後は桜島に向かうのですが、道すがらにある道の駅「桜島」では雄大な桜島を目の前に温泉による足湯が楽しめます。

 

写真右から2番目がお客様の亀澤さん。

一番右がご友人ののり子さん。

 

足湯に入ろうとしたら、亀澤さんがおもむろにすでに足湯にいる人に話しかけ始めました。お知り合いかなと思ったのですが、会話を聞いているとどうやらまったく知らない人のようです。私は地元で知らない人に話しかける習慣がないのでとてもびっくりしました。話しかけられたお二人も自然と会話に参加し、「ミカン持ってるから食べない?」などちょっとした座談会が始まりました。

 

足湯を終え、車に戻り桜島へ向けて出発です。車内では鹿児島歴●●年の亀澤さんとのり子さんから鹿児島について教えてもらいました。

 

鹿児島の人は鹿児島が大好き。旅行から帰ってきて桜島を見るとものすごくホッとする。

桜島からの降灰はあたりまえだと思っているので、迷惑だとは思わない。

雄大な自然(桜島、錦江湾、開聞岳)が財産(霧島錦江湾国立公園は日本で最初の国立公園のひとつ)。

食べ物がおいしく県民性はのんびり。

 

その土地の気候風土を愛し、その土地で作られた食べ物を大切にする生き方は、どこかダーリン・ペインに通じるものがあるなと思いお話を伺っていました。

 

 

雄大な桜島。

 

 


 

イルカが見られる錦江湾。対岸は鹿児島市街。

 

 

桜島の中にビジターセンターがあり、亀澤さんのご友人でビジターセンターの館長をしてらっしゃる日高さんが桜島を案内してくれました。

 

 

 

過去の爆発によってどのように桜島が変化してきたか、火山と植生から詳しく興味深く日高さんは解説してくれました。桜島には私たち以外にも、台湾、香港、中国、アメリカなどからも多くの観光客の姿がありました。その後日高さんはわざわざ自分の車を持ち出して、周囲36キロある桜島のすべてを時間が許す限り案内してくださいました。日高さんは自分の車のナンバーを「3153(西郷さん)」とするほど地元を愛するかた。是非桜島に行かれた際にはビジターセンターで日高さんの話に耳を傾けてみてください。

 

 

 

大正3年の大噴火により、一帯には5mもの灰や軽石が堆積しました。

 

 

 

錦江湾に沈む夕日。

下の写真中央が薩摩富士と呼ばれる開聞岳。

 

 

右から2番目が日高さん。博識で穏やかな口調は聞く人の関心を高めます。

桜島フェリーで鹿児島市街までは約15分。この後黒豚のしゃぶしゃぶをいただきました。

 

 

次の日は霧島神宮でお参り。大吉が出ました!

 

次の日は霧島神宮を参拝しました。そこでも亀澤さんはお掃除をされている方や係の方に挨拶をされたり話しかけたりされています。霧島神宮の後には地元の百貨店をのぞいたのですが、デパートの職員の方や売り場の方ともお知り合いで多くの人と会話をされていました。そこで私は、この出張中気になっていたことを亀澤さんにこう聞いてみました。

 

「お知り合いの方が多いだけでなく、初めての方にも気軽に声をかけられるのですね。」

 

すると亀澤さんはこう言います。

 

「鹿児島の人たちは心が温かいこともあり、わりと初対面でもお話がはずみます。そしてどちらかといえばおせっかいなところがあります。これを面倒と思う人もいるかもしれませんが、まずは自分から話しかけ自分を知ってもらわないと小さな町で商品の販売を伸ばしていくことはできません。誰かに会う機会があったらこの人に何か自分のアロマが役立たないかなと考えます。」

 

今回私が鹿児島を訪れた理由は、人口10万人前後の街でどのようにして商品を販売されているかが知りたかったからです。亀澤さんは自分のサロンをお持ちですが、サロンにいらっしゃるお客様を対象にしただけでは無理なほどひと月に商品を販売されます。亀澤さんはお店でお客様を待つのではなく、地元の方たちと一緒にイベントを企画し、そのイベントで商品を販売したり、近隣の市町村を回り多くのところに顔を出されていました。亀澤さんと一緒にいると電話が頻繁に鳴るのですが、よろず相談のようにアロマ以外のちょっとした話や相談も多く、亀澤さんはひとりひとりに丁寧に応対されていました。その亀澤さんがおすすめする商品だから間違いないと、お客様は亀澤さんを信頼して商品を購入されているのです。それはいつも亀澤さんをそばで見ている友人ののり子さんや日高さんも納得されていました。

 

 

霧島市の西郷公園にある西郷隆盛像は亀澤さんのいとこさんとその仲間の協力で今の場所に設置されたそうです。

 

 

最近はインターネットで商品を購入される方も多いですが、それでも対面での販売がまだまだ主流です。対面販売だからできること、それは自分のファンを育てることです。商品はどこでも買えますが、その人はそこにしかいません。時代が変わっても、商売の基本は「人対人」だということを鹿児島で学ばせていただきました。

 

亀澤さん、のり子さん、日高さん。本当にお世話になりました。初めて訪れた鹿児島のファンになりました。また近いうちにお目にかかれることを楽しみにしております。

 

 

 

 

台風の影響で羽田へ戻る便が欠航となったため、夜はパーキンソン病の方を応援する小さな音楽会を訪れました。

カフェグッドタイムズさんの料理も地元の野菜やさつま揚げがふんだんでとてもおいしかったです。

 

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とても前向きで事業拡大に意欲的なイギリスのメドウズ(その2)

やはりロンドンは雲が多い天気でした。

 

観光シーズンでバッキンガム宮殿前は大混雑。

 

 

私がヨーロッパにいる間「アロマテラピーをする方なら誰でも1度は名前を聞いたことがある有名なメーカーが倒産」したことを知りました。ここ数年アロマテラピー業界は右肩下がり、多くの業者が倒産、廃業をしていますがついにここまで有名なメーカーがと絶句しました。

 

何十年も前にアロマテラピーはブームになり、多くの会社が業績を伸ばし出店や工場の新設、東京都中心地への本社移転をしたものの、ブームが去り今になって過剰設備が重荷となり資金繰りに窮する会社が多いようです。それはまさに「バブル景気」のよう。バブル崩壊後の日本経済のような有様が日本のアロマテラピー業界です。

 

その間に、新しいアロマテラピーの会社がどんどん生まれ、インターネットを中心に低価格で商品を販売し売り上げを伸ばしているようです。最近では、自社の従業員もしくは近い人がメルカリで自社商品を販売する業者まで存在し、もうなんでもありの状況になっています。

 

アーサーにこの現状を説明したところ、「これまでのメドウズのスタイルを大切にし、お客様のために自分を信じて努力を続けろ」とアドバイスをされました。メドウズを愛してくださるお客様の期待を裏切らない会社であり続けろとアーサーは言います。「そのために、アーサーもできる限りの努力と応援を日本に対して行う。歴史あるブランドとしてこれからも続けていくために、自分たちはこの機会に会社を新築し、事業の発展を目指す」と決意を表明していました。

 

 

 

 

ここ何回かのブログで、「メドウズを愛してくださるお客様のために」と書かせていただきました。オンラインショップやお電話を通じて、またお取引先様からお褒めの言葉を頂くこともあります。これは初心を忘れないよう、自分に対しての備忘録、そして私たちスタッフに対して戒めのように書かせていただいております。

 

フランス人、イギリス人と話して感じたこと。それは弱音を吐かない、そして自分が良いと信じた道をまい進する強い意志でした。彼らは常に前向きで、時には挑戦であってもそれを楽しむ余裕を持ち合わせています。もちろん、イギリスの事業面で前向きな話もプラスですが、このような事業環境でも前向きさを持ち続けることの大切さを教わったことが自分にとっては大きな収穫でした。

 

私たちは従業員が数名の小さな会社ですが、小さいからこそ常にお客様のそばにいられます。この利点を生かし、メドウズのファンをひとりでも育てていく活動を従業員が一丸となって続けていきますので、どうかこれからもよろしくお願いいたします。

 

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とても前向きで事業拡大に意欲的なイギリスのメドウズ(その1)

話は前後しますが、フランスの蒸留所見学を終えた後7月21日からしばらくの間イギリスのメドウズ社に行ってきました。多い時には1年に2回行くのですが、今回はおよそ1年ぶりの訪問です。

 

創業者ダーリン・ペインは現在フランスにおり、実務を取り仕切っているのはアーサー&アリーナ。アーサーは私の1つ上で、他にも自然食品を販売する従業員50人の会社を経営している実業家です。今回も、2人は私を自宅に招き入れてくれて、5日間ホームステイをしてきました。

 

 

いつも手巻きずしで歓迎してくれます。まぐろとサーモンで日本製の焼きのりでした。お米はイタリアで栽培されたもののようですが、日本のお米と味は似ています。醤油をつけるという感覚がなく、浸して食べていました。

 

 

朝食はパンケーキ、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーなどにアガベシロップを加えたフルーツサラダとクリーム。日本でも実践したいくらいおいしいです。帰国後コストコでベリー類を買い実践!

 

 

朝も夜も1日中一緒ですので、様々な話をしますがやはり話題の中心はメドウズのこと。ダーリンもアーサーも私の話をじっくりとよく聞いてくれます。まず、メドウズの現状について

 

・ローズウォーターの供給量が去年よりも増えているが、それでもまだ不足しており欠品が生じること。

・精油の販売量よりもデッドシーソルトやシアバームなどの化粧品類の売上が増えていること。

・全体の売上におけるオンラインショップの売上比率が増加していること。

・日本の従業員の皆さんは元気で、私は仕事が楽しいこと。

 

などを伝えてきました。その中でアーサーが懸念を示したのはローズウォーターでした。昨年もローズウォーターについては話し合いをしており、供給量は20%ほど増えましたが、それでもお客様からのご注文に対応できておらず一部でご迷惑をおかけしている状況です。しかし、アーサーから

 

「昨今のローズの不作でローズウォーターの価格が上がっているが、全量一括購入などで前年の2倍程度確保できないか生産者に交渉してみる」

 

と約束をしてくれました。それから20日後、私が帰国して「ブルガリアの生産者から前年の2倍のローズウォーターを一括で購入した。これからは遠慮なく発注してほしい」との連絡があり、早速、年内用として従来の2倍のローズウォーターを発注しました。このローズウォーターは、9月下旬、10月下旬に分けて日本へ向けて出荷されます。他にも新商品の話や今後の展望など滞在中たくさんのことを話してきました。

 

何事にも全力投球のアーサーは自転車をこぐ時ですら汗だくの男です。

 

 

私の話を聞き終えて、アーサーから驚きの発表がありました。

 

「メドウズの新しい事務所と工房をカンタベリー中心部から2キロのところに新築する。」

 

えっ?と思わず耳を疑いました。事務所を新築?果たしてそんな余裕はどこから出てきたんでしょう(笑)

 

 

約15年、メドウズはカンタベリ近郊の人里離れた静かな場所に会社を構えています。しかし、倉庫は手狭になり施設は老朽化。それこそ、大量のローズウォーターを最適なコンディションで保管することも難しい状況です。アーサーは、自然は豊かであるがこの環境はメドウズの成長を阻害し、お客様の利益にならないと常々考えていたそうです。そこで、カンタベリー中心部に近く、自然が豊かな場所に空調と換気が整った倉庫と工房、事務所を新築することでさらにメドウズの商品作りに磨きをかけるとのことでした。

 

現在の場所は求人を出しても場所の問題で人が集まりづらく、冬に雪が降ると何日間も道路が閉鎖されるのもアーサーにとっては悩みの種だったそうです。新しい事務所は順調にいけば来年の春ごろ竣工予定とのこと。さらなるメドウズの成長が期待できます。

 

アーサーは続けます。「仕事を通じて知り合った人とは友達にはなりにくいが、マサヤの場合国境を越えて一緒に喜怒哀楽を共有できる友人だ。それは年齢が近いというのもあるが、自分が通ってきた境遇に重なるものがあるので、出来る限り応援する。困ったことは何でも言ってほしい、必ず解決できるからよりよいメドウズをダーリンと共に作り成長させていこう」と。ここまで言ってくれるとは思ってもいませんでした。

 

(その2へ続く)

 

 

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なにもかも想像を超える規模の畑とエッセンシャルオイルの蒸留所(2)

■ホースの接続

 

収穫したクラリセージ9トンを満載にしたコンテナは蒸留所に運ばれ、直径20僂らいあるホース2本がつながれます。1本は水蒸気吸入用、もう1本は回収用です。

 

水蒸気を注入するホース。

 

コンテナを洗浄するときに噴出した「水蒸気」。人間が前にいたら立てないくらいの勢いがあります。

 

 

この蒸留所では30分かけて水蒸気をコンテナに充満させ、1時間蒸らします。蒸留所は熱気に包まれており、コンテナは触れないほど熱くなるため近づけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

■冷却から精油の取り出し

 

精油を含んだ水蒸気は、ホースを伝い外部にあるステンレスで出来たらせん状の冷却システムに運ばれ冷やされます。外部から霧状の水を当て続けることで気化熱を利用し、100度から42度程度まで一気に冷却させます。冷やされた水蒸気は精油を含んだ液体となり、室内にあるタンクに集められます。タンクの中の様子は動画でご覧ください。

 

 

 

 

なお、動画の中でプラスチックの白いタンクが映し出されますが、出荷しないフローラルウォーターを蓄えておりポンプでくみ上げ、冷却水として再利用されています。

 

 

タンクの上部にはエッセンシャルオイル、底部にはフローラルウォーターがくっきり層のように分かれていました。これは、エッセンシャルオイルが水よりも軽いため浮くためです。私は、どのように精油をタンクから取り出すのか疑問に思っていましたが、タンクにホースが直付けされており、精油の層が取り出し口から上になったらコックを開けて取り出すという極めて原始的な方法に大変びっくりしました。

 

 

 

 

 

 

エッセンシャルオイルがある程度たまると、コックを開けて精油用の容器に移し替えます。

 

 

フローラルウォーターを保管、出荷する容器がないので尋ねたところ、「ローズ、ネロリ、ラベンダーなどと違いクラリセージウォーターへの需要が高くないので、この蒸留所では冷却システムの冷却水として再利用している」とのことでした。なお、コンテナの中に残されているクラリセージは肥料として販売・再利用されるそうです。

 

 

このクラリセージの蒸留は約1週間ほど続き、この後はラヴァンディンの蒸留に移るそうです。なお、蒸留する精油を変えるときは、高温の蒸気を1時間程度通し洗浄を行うそうです。

 

 

このようにクラリセージの収穫からエッセンシャルオイルの蒸留を見てきましたが、いかがでしたか?写真では伝わりにくいのですが作業に携わる人数は5人程度と極めて少なく、機械化により効率よくエッセンシャルオイルが蒸留されていました。使用する水の量、装置の大きさは想像を大きく超えるものですが、これは先進国フランスだからこそ出来るのであり、途上国の蒸留風景は大きく変わります。フランスのような人件費や税金が高い先進国でエッセンシャルオイルを蒸留するためには、効率を上げて規模を大きくする必要があるようです。

 

 

 

 

生産者の方はとてもフランクでいろいろなことを教えてくれました。この方は約20エーカー(東京ドーム1.5個分)の土地でクラリセージの他に麦やトウモロコシなども栽培しています。山林で食用作物の栽培が難しいところでクラリセージを栽培し、ラヴァンディンや付加価値の高いヘリクリサムも栽培しています。

 

 

ラヴァンディン。この畑では植えたばかりで収穫するまでにあと数年はかかります。

 

こちらも植えたばかりのヘリクリサム。

 

麦畑も広い。

 

 

生産者の方はとてもフランクでいろいろなことを教えてくれました。この方は約20エーカー(東京ドーム1.5個分)の土地でクラリセージの他に麦やトウモロコシなども栽培しています。山林で食用作物の栽培が難しいところでクラリセージを栽培し、ラヴァンディンや付加価値の高いヘリクリサムも栽培しています。

 

私がお邪魔した時に生産者の方はご家族を呼んでくださり、みんなで一緒にお昼ご飯を頂きました。蒸留所でピクニック。私には忘れられない思い出になりました。

 

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