たからものは身近に ~井の中の蛙大海を知らず~

2019年4月16日撮影

写真奥は、水戸徳川家3代将軍水戸光圀公が江戸時代市内の灌漑を目的に建設した「笠原水源」に繋がります。

 

 

私は普段、通勤に自転車を使用しています。「ガソリン代を節約」というのが本音ですが、途中には写真のような素晴らしい公園があり、車では気づきにくい、緑の濃淡の変化、鳥や虫のさえずり、季節による光の強さを感じ取ることもできます。

 

メドウズの住所は水戸市千波町。千波湖という湖のほとりに位置します。千波湖のすぐ近くには、梅の名所偕楽園があり、緑豊かな都市公園を形成しています。

 

Yahoo地図から

 

地図をご覧いただくとお気づきになるかと思いますが、千波湖と偕楽園は水戸市中心部にあります。車やバスを使わなくてもだれでも簡単にこのような素晴らしい自然を身近に体験することが出来るのもこの町の素晴らしいところです。

 

左手には、水戸市中心部と茨城県庁を結ぶ片側2車線の道路が走っています。

豊かな自然と快適さが上手に共存しています。

 

写真奥が偕楽園です。

左側には、横山大観や小川芋銭等茨城県や水戸市にある画家の作品を収蔵した茨城県近代美術館があります。

 

 

このような素晴らしい公園の近くで、私たちは日々お仕事をさせていただいております。そして、私が15歳から現在までを過ごしている場所(高校もこの近所)もこの千波町であり、いわば私を育んでくれた場所でもあります。

 

4月16日は週に1度の英会話の日でした。アメリカから日本に来て約2年になるゼインという心優しい穏やかな男性が私の先生です。

 

「最近どうだい?」

 

と聞かれたので、その日の朝体験した「道すがらの桜がきれいだったことや川に鯉が泳いでいたこと」を話すととても興味を持ってくださり、ゼインの出身のジョージアや近隣であるルイジアナの田舎の話で盛り上がりました。そして彼は言いました。

 

「魅力度ランキングで茨城が最下位の理由が分からない。しかもそのランキングの存在意味も分からない。それぞれの場所に、いいところがたくさんあるのに、なぜそのようなランキングを作るのかが不明だ。」

 

そうです、まったくその通りです。その土地、その土地に昔からある習慣や食べ物、文化があるにも関わらず一律に否定し、いかに楽しいか、いかに便利かという極めて表面的で薄い内容を基に一律に順番をつけることに一体何の意味があるのでしょうか。また、県知事や政治家もそのランキングを自嘲的に話題にし、「今年も最下位でした」と話題にし続ける姿勢に甚だ疑問を感じます。

 

私の母親は浅草生まれの江戸っ子ですので、東京の素敵な文化にも触れてきました。しかし、日本全国に存在する文化のひとつであり、すべての町が画一的に東京のような街を目指すのではなく、土着の文化を大切にし、人々が平和で穏やかに暮らせる街が日本に多くあってほしいと私は願っています。

 

そういう意味では、私たちは「魅力がない場所に住んでいる」のではなく、「自分たちが魅力を見つける努力をしていない」だけであり、よほど外国から来た方の方がこの街のすばらしさを理解しているようです。

 

仕事でフランスやイギリスに行きますと、田舎の人は「パリやロンドンは行くところであって住むところではない」と口をそろえて言います。そして、「今自分が住んでいるところにはこんな魅力がある」とおらが村自慢を始めます。その土地への熱い思いや愛情が、その土地の文化を守り続けています。

 

地方創生を声高に叫んでいる政治家がおりますが、地方を壊し続けてきたのは私たちであり、マスコミであり、政治家だと思います。自分が住んでいるところに愛着を持ち、意外とたくさんある宝物を見つけ出すことで、自分の暮らしがより豊かになり、地方を守ることにつながるのだなと、アメリカ、イギリス、フランスの方とお話して改めて思いました。

 

 

中心部を流れているこの川の水がここまできれいだったことに改めて驚きました。

 

 

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