インスタ始めましたと井の中の蛙が外に出るとき

株式会社メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木壮哉です。
早いもので今月も最終日。カレンダーもあと2枚を残すのみとなりました。近所の百貨店からお節料理の案内が届き、テレビでは年賀状のCMが目につきます。気が付けば冷え込みも厳しくなり、樹木は晩秋の装いです。

 

ところで、私は今月何人かの方と一緒にイギリスとフランスに出かけてまいりました。イギリスではメドウズに行き、フランスではエッセンシャルオイルの蒸留所見学などを行いました。

 

 

落ち葉のじゅうたん

 

空気が澄んで青空に映えるカンタベリー大聖堂

 

メドウズの入り口はちょっと冬模様?

 

 

特にメドウズは何度も行き慣れていますが、今回は初めてお客様をお連れいたしました。するとどうでしょう。今まで見えていた景色でも違う色彩を帯びてきます。十人十色とは言ったもので、目線が違えば違うものが見えてくる。今まで何度となく見た光景も思わぬ一言で、急に新鮮に見えてくるから不思議です。そしてその感動や喜びを共有できる仲間がいるのはありがたいもので、これほどまでに楽しかったイギリス出張は今まで経験したことがありません。これから少しずつ、私が見聞きしてきたことを皆様にご紹介していきたいと思います。

 

 

イギリスとフランス(プロヴァンス)では空の色が違います

 

 

プロヴァンスにある蒸留所

 

蒸留の過程

 

ゼラニウムの蒸留が終了しました

 

 

今回の出張中に初めて「インスタグラム」に挑戦をしてみました。一緒にメドウズを訪問したメンバーの中にSNSに明るい方がいらっしゃり写真の編集方法やハッシュタグの入れ方などを教えていただきました。普段使用するのは二つ折りの携帯電話ですし、写真も撮影したことがないので、インスタに投稿するまではそれこそ大騒ぎです。上手な方は色を変えたり、アングルの使い方に特徴があるのでしょうが、私はただ写真を撮影するだけ。それでも、なんとか頑張っていきたいと思いますので、どうかお付き合いいただければ幸いです。

 

なぜかロンドンのVegan Fetivalで試食を勧めてみたり…

 

アーモンドの袋詰めをしたりと今回の出張はいろいろなことに挑戦しました

 

アーモンドを煎ることになぜか一生懸命

 

 

ところで、メドウズはイギリスの企業なのでイギリスの話題を中心に投稿すべき…と考えていましたが、今回フランスのアロマテラピー事情を見るとその2か国では全く様子が異なることに驚きました。販売方法、使用目的など。それは国民性に通じるものがあるのかもしれません。もちろん、どちらが正しい、悪いということはないのですが世界のアロマテラピー事情を知ることは私だけでなくきっと皆様のお役にも立てるのではと考えました。

 

そこでこれからは、メドウズ(イギリス)に軸足を置きつつも私が感じたことや興味を持ったことなどを国やブランドを問わず幅広くこのブログやフェイスブック、インスタグラムなどでお伝えしていきたいと思います。イギリスとの対比、日本との対比、他社との対比等その他との対比をすることで、今私たちが接しているアロマテラピーの現状がより正確に認識できると思います。

 

井の中の蛙から、大海まで行かないまでも少し興味を外に広げて新たに出会える知識や話題をメドウズを通じて皆様と共有出来たら幸いに思います。
 

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初めてのイギリス出張!?

ご無沙汰しております。メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。

明日10月17日から28日までイギリスへ行って参ります。

 

 

今回の出張の目的は、

 

  1. 新商品のオーガニックシアバームの生産状況を確認する。
  2. 来年上半期の商品製造計画を立てる。
  3. イギリスのオーガニック事情を改めて観察する

などがあります。

 

以前、このブログでご紹介をしたオーガニックシアバーム。

べたつかず、伸びが良く高い保湿力が特徴のシアナッツバターに、エッセンシャルオイルをブレンドしたナチュラルバームです。

 

文字で書くと、「えっ?それだけ?」と思われるかもしれませんが香りの良さを大切にするメドウズでは、例えばラベンダーでも、産地によって香りが違う特性を生かし、ブルガリア、フランスそしてもう1箇所のラベンダーをブレンドしています。同じように、ティートリーやネロリもダーリン・ペインにしか作れない魅惑のブレンドが特徴です。来年1月からの発売を目指し、現在準備を進めております。

 

メドウズが扱う商品は全て天然素材のため材料の早期確保が大切になります。そのため定期的にメドウズを訪問し過去の販売状況やこれからの見通しを話し合い、メドウズの基準に見合う商品の安定供給を目指します。特にローズウォーターは、生産量が限られているためこの話し合いの中から、ブルガリアの蒸留所へ発注する数量が決定されます。

 

 

ところで、いつもはひとりでイギリスに行くのですが、今回は初めて同行者がいます。

この方(Tさん)とはまもなく20年のおつきあいになり、家族ぐるみでお世話になっています。

 

Tさんは今年、50歳。東京・高田馬場に「鷹流」というラーメン店を経営されています。

ラーメンというと、化学調味料や魚粉を使いどちらかと言えば体に負担がかかる食べ物ですが、鷹流は女性が喜ぶをコンセプトに掲げており、化学調味料を使わず、天然素材を多く利用した他にないラーメンが特徴です。また、子供の虐待防止活動に取り組んでおり、定期的に売上金の一部をオレンジリボン運動に寄付をされています。

 

そのTさんは6年前に、東京だけでなく台湾の台北にも鷹流を開店し本格的な日本式ラーメンの普及に乗り出しました。日本とは全く違う環境の中、従業員とのコミュニケーションに苦労し、ビルの大家さんにいじめられたこともありましたが努力が実を結び現在では5店舗までに成長し、連日長蛇の列。マスコミの取材も多く、新しい台湾の総統もお忍びでいらっしゃるそうです。

 

そして、そのTさんが次に進出を考えている場所がロンドンなのです。

幸い、メドウズのアーサーは食品に明るくラーメンを作るのに必要な具材を適切に提供することが出来ます。そして、ロンドンの不動産事情にも詳しくTさんの手助けになればと思い、私がTさんをお誘いしました。すぐでは無くても、Tさんの夢が結実すると良いなと思います。

 

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私が、今から7年前。メドウズを始めるとき最初に相談したのがTさんでした。

Tさんはじっくりと話を聞いて下さり、一言「困ったことがあったら相談しな。応援してくれるから」と励ましてくださいました。その一言を心の支えに、今日までこのメドウズを続けてきました。普段は台湾にいますが、年に何回か帰国したときは必ず食事に誘って下さり、近況の報告をしています。

 

そして期せずして今回、そのTさんをメドウズにお連れする機会がやってきました。何年にも渡って心配してくれたTさんに自分の現状と仕事を見せるのは誇らしくもあり、少し恥ずかしくもあります。アロマとラーメンで方向性は全く違いますが、常に1歩先を見つめ、前向きに道を切り開いていくTさんは常に私のやる気を鼓舞する存在です。

 

もし、ロンドンにTさんのラーメン店が開店したら少しは恩返しになるかなと淡い期待をしつつ、20年のつきあいで始めて一緒にする旅行。実り多いものになることを期待しています。

 

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私が不在の期間も事務所のスタッフが通常通り対応させて頂きますが、留守に伴い皆様にはご迷惑をおかけいたします。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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エッセンシャルオイルブランドの選び方 ~メドウズが嫌いな人がいて当然です~

株式会社メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。季節が変わり実質今日から衣替え。そういえば、だいぶ日も短くなり、ここ水戸は5時半を過ぎるとだいぶ暗くなります。まさに「つるべ落とし」ですね。

 

ところで、私がメドウズの仕事にかかわって今月で7年を迎えます。ちょうど7年前の2009年10月にイギリスのダーリン・ペインを訪れ、「ハイパープランツから私に輸入者が変更になる」と伝え、紆余曲折を経ながら現在に至ります。

 

まだ若いです。カンタベリー大聖堂で。

 

Eevaちゃんも生まれたばかり。

 

ご存じの方も多いかと思いますが私は元来アロマテラピー業界の人間ではないため、その間不慣れな私を温かく見守りながら育ててくれたすべてのお客様(特にお取引先の皆様)に感謝申しあげると共に、自分なりにいろいろと学んでまいりました。今日はその中で、「ブランドの選び方」についてお話をさせて下さい。

 

お客様から、「精油メーカー・ブランドはどのように選んだらいいのでしょうか」といご質問を頂くことがあります。また、インターネットを検索すると、

 

アロマオイル 人気
アロマオイル ブランド
アロマオイル ランキング
アロマ おすすめ メーカー

 

などの検索ワードが人気のようです。私たちは精油をアロマオイルと呼ぶことはありませんので、きっとアロマテラピー初心者の方がよりよいエッセンシャルオイルを探して、検索をされているのだと思います。

 

さて、検索をすると精油メーカー人気ランキングというサイトが発見されました。どのようなメーカーが並んでいるのか見てみると

 

生活の木
ニールズヤードレメディーズ
プラナロム

 

などと並んで、私は聞いたことがないブランドも散見されました。きっとアフィリエイト広告だと思います。正直に言うとメドウズを売る私も最初は生活の木の精油を使いましたし、ニールズヤードの青いボトルにあこがれ、プラナロムの確かな成分分析表に驚かされました。

 

一般的にアロマテラピーを始めて、最初にこのような疑問にぶつかるのではないでしょうか。


1,    どのメーカーの精油を買えばよいか分からない。
2,    オーガニックを買うべきなのか。
3,    成分分析表は必要なのか。また、どう使うのか。
4,    日本アロマ環境協会表示基準適合精油がいいのか。
5,    同じラベンダーでもメーカーによって価格差があるのはなぜか。

 

これは私が常日頃思う、アロマテラピー業界の暗い部分とつながっています。皆さんがモノを購入するとき使用目的や価格、性能などを考慮されると思います。

 

例えば車を購入するときは、

 

家族構成
使用目的
予算
デザイン

 

などから自分に合う車を選びます。間違っても4人家族が「2人のスポーツカー」を選びませんし、収入に見合わない高価な車を購入することも少ないと思います。

 

しかし、エッセンシャルオイルは選ぶ基準がありません。どのメーカーのラベンダーも細かく見れば違いはあれど、結局はラベンダーです。あえて言えば高価な精油を購入したところで目に見える違いや作用の差は感じられません。そのため、A社の精油にB社の商品ラベルを貼り、B社の精油として販売される例が後を絶たず、結局は小さな市場に何十、何百ものブランドが乱立することになっています。

 

メーカーは商売ですので、何とかして他社と比較して自社の優位性をアピールしようとします。その結果、

 

オーガニックだから安心
日本アロマ環境協会表示基準適合精油だから安心

 

などという後付の理屈を並べます。ちなみに日本アロマ環境協会表示基準適合精油は単に同団体が求める「学名、科名などの情報が商品に正しく表示されている」というだけであり、精油の品質には何ら関係がありません。日本アロマ環境協会の法人会員で費用を出せば、適合精油としてすぐに認められます。

 

売れているメーカー、良く見聞きするメーカーがお客様にとって良いメーカーなのかというと必ずしもそうではありません。私にアロマテラピーを教えてくれた弊社のセラピストは、

 

自分が気持ちよく使えるメーカー、ブランドこそが良いメーカー

 

と言っていました。私はふとしたときによくこの言葉を思い出します。エッセンシャルオイルは数千の芳香物質(化学物質)で構成されており、栽培された気候風土によりその性質は大きく異なります。欧米では、農薬を用いないで栽培されたオーガニック野菜が手軽に手に入り、工業国のアメリカですらホールフーズマーケットの様なオーガニックを主体としたスーパーマーケットが各地に存在します。

 

ホールフーズマーケットの商品棚。オーガニックが目につきます。

 

同じほうれん草でも食べ比べをするとオーガニックのものは瑞々しく、味も濃厚で同じほうれん草とは思えないくらい別物。それだけ、オーガニックが日常生活に身近に存在しています。決して、高価・高級のアイコンではないのです。

 

エッセンシャルオイルも同じ事で、オーガニックであるならばなぜオーガニックにこだわるのかをメーカーはお客様にきちんと伝える必要があります。単価を上げる手段ではなく、お客様により良いものを使用して欲しいというポリシーがメーカーに存在するかが重要だと私は思います。

 

そして大切なことはエッセンシャルオイルを選ぶとき、価格だけで選ばないで頂ければと思います。

 

高いからいい精油
安いからそうでない精油

 

という構図は全く成り立ちません。

 

価格や先入観に囚われずそのメーカーがホームページなどで提供している情報等を基に、お客様の価値観や考えに近いメーカーやブランドの商品をご使用されることを強くお勧めいたします。また、専門店も少ないので大変ではありますが、なるべく多くのメーカーの商品をお試し頂き、より自分の好みに近い香りや使用感を持つブランドを見つけて下さい。自分の好みに合うエッセンシャルオイルを見つけられたとき、アロマテラピーの世界が一気に広がり、ますます楽しく興味を持つことが出来ます。

 

私はメドウズの人間ではありますが、全員にメドウズが好かれるとは思っていません。またそれを望んでいません。

 

ローズウォーターなどは

 

ローズの瑞々しい香りがする
葉っぱや草のにおいがする

 

と同じ商品でも人によって感じ方は様々です。250mlもあるので、毎日惜しみなく使えるというお声もあれば、使い切れずに悪くなるという感想も頂きます。しかし、私たちは自分たちの商品に自信を持って販売をしており、きっとそれはお客様の価値観や嗜好により合うときと合わないときがあると思いますが、それが健全な状態だと思っております。メドウズが好きと言って頂ける方(それは商品だけでなく、メーカーのあり方や姿勢も含めて)に、これからもご満足頂ける商品をお届けすることが私の仕事であり、義務でもあります。

 

私はメドウズの商品を無理矢理でも多くのお客様にお勧めしたいと全く思っておりません。それは生産者、商品を作ったメドウズの仲間、そして原料となった植物すべてに気の毒です。商品をとにかく売らんとするための販売はしたくありません。メドウズの商品がお客様の価値観に触れる何かや時がございましたら、お選び頂ければ幸いに思っています。

 

だからこそ、これからもメドウズらしさを忘れずに。それがこの7年間で学んだ事です。10月3日にこの事を改めてここにしたため、これからの礎にしていこうと思います。

 

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